「お気に入りの靴、ボロボロになってきたけれど、まだまだ履きたい」
「思い出がつまった一足だから、簡単には手放せない」
そんな想いをお持ちの方は、多いのではないでしょうか。
今回は、岡山県総社市にお住まいのN様からお預かりした Clarks(クラークス)のデッキシューズのオールソール修理について

デッキシューズならではの雰囲気や軽快さはそのままに、耐久性と履き心地をしっかりグレードアップ。
「まだまだ長く履きたい」というお客様の想いに応えるため、素材選びから仕上げまで、一つひとつの工程にこだわりました。
Clarksのデッキシューズを修理に出された理由
総社市のN様が当店にご相談くださったのは、
- ソールがすり減ってきて滑りやすい
- クッション性が落ちてきて、長時間歩くと足が疲れる
- けれど、デザインが気に入っていてどうしても手放せない
というお悩みがきっかけでした。
特にClarksのデッキシューズは、
- シンプルで合わせやすいデザイン
- 履き込むほど足に馴染む革質
- 休日のお出かけからちょっとした外出まで対応できる汎用性
など、“相棒”的な一足になりやすい靴です。
そのぶん、「買い替えではなく、できることなら修理して履き続けたい」と感じるお客様も少なくありません。

デッキシューズの“良さ”を壊さないオールソール修理とは?
デッキシューズはもともと、船の甲板(デッキ)で滑らないように設計された靴。
そのため、次のような特徴があります。
- ラバーソールでグリップ力が高い
- 屈曲性(曲がりやすさ)がよく、歩きやすい
- 見た目がすっきりしていて、軽快な印象
今回の修理でも、この「軽快さ」「ラフさ」「素足にも合う雰囲気」を損なわないことが何より大切でした。
そこで当店では、
「デッキシューズらしさはそのままに、耐久性・クッション性・履き心地をしっかり底上げする」
というコンセプトで、オールソール修理のプランをご提案しました。
採用したのは、スポンジ系で耐久性の高いVibram2668ソール
今回のClarksデッキシューズのオールソールには、
Vibram(ビブラム) 2668ソール
を採用しました。

Vibramといえば、登山靴やワークブーツなどにも使われる、世界的に有名なソールメーカー。
その中でも2668ソールは、
- スポンジ系素材で軽量
- 街履きにちょうど良いクッション性とグリップ力
- 日常生活での使用でもしっかり耐えられる高い耐久性
といったバランスの良さが魅力です。
なぜVibram2668がデッキシューズにおすすめなのか?
デッキシューズの修理では、
- ソールを重くしすぎると、「デッキシューズらしい軽さ」が失われる
- かといって柔らかすぎると、すぐに削れてしまう
という難しさがあります。
Vibram2668ソールは、「軽さ」「クッション性」「耐久性」のバランスが良く、デッキシューズの雰囲気を壊さずに底面を強化できるため、今回のN様のClarksには非常に相性の良い選択肢でした。
実際に仕上がりを履いていただいた際にも、
「軽さはそのままなのに、足当たりが柔らかくて歩きやすい」
と、うれしいお声をいただきました。
ミッドソールはマッケイ縫いでしっかり固定

オールソール修理では、「どんなソールを選ぶか」だけでなく、ソールの固定方法も履き心地や耐久性を左右する大事なポイントです。
今回は、ミッドソールをマッケイ縫いでしっかりと固定しました。
マッケイ縫いとは?
マッケイ製法(マッケイ縫い)は、
を内側から一度に縫い留める製法です。
そのメリットとして、
- 足裏に近い位置でソールを縫い合わせるため、返り(曲がり)が良く、歩きやすい
- 靴底がすっきり薄く仕上がり、スマートなシルエットを保ちやすい
- しっかりと縫い留めることで、ソールの剝がれに強くなる
といった点が挙げられます。
クッション性と安定感の両立
今回のClarksデッキシューズでは、
- ミッドソールを設けて
- そのミッドソールをマッケイ縫いで固定し
- さらにその下にVibram2668ソールを装着
という構造にしています。
これにより、
- 歩いたときの衝撃を、ミッドソール+アウトソールでしっかり吸収
- 接地感が安定し、長時間歩いても足が疲れにくい
- 元々のデザインを損なわない、自然な見た目
といった、バランスの良い仕上がりになりました。
見た目はそのまま、でも中身は“現代仕様”にアップデート

修理前のClarksデッキシューズは、
- ソールがすり減り
- クッションがつぶれ
- 部分的に硬くなってきている状態
でしたが、アッパー(甲革)は大切に履かれていたため、まだまだ十分使えるコンディションでした。
そこで当店では、アッパーの雰囲気や色味を損なわないよう注意しつつ、
靴底周りだけを現代的な素材にアップデートするイメージで、オールソール修理を進めました。
仕上がりのポイント
- デッキシューズらしい軽快なシルエットはそのまま
- サイドから見たときも違和感が出ないよう、ミッドソールの厚みや色を調整
- ソール交換とあわせて、アッパーのクリーニングと簡易メンテナンスも実施
結果として、
「新品のように真っ白な靴」ではなく、
“よく手入れされた、味のある一足”という雰囲気を大切にした仕上がりになりました。
N様にも、
「見た目は前のままなのに、履き心地は別物ですね」
とうれしいご感想をいただきました。
普段使いもお出かけも。幅広いシーンで活躍する一足に
今回のオールソール修理を経て、N様のClarksデッキシューズは、
- 毎日のちょっとしたお出かけ
- 休日のショッピング
- 旅行やドライブ
など、さまざまなシーンで安心して使える“一生モノ候補”の一足へと生まれ変わりました。
オールソール修理で得られるメリット
Clarksに限らず、デッキシューズやレザーシューズのオールソール修理には、次のようなメリットがあります。
- 履き慣れたアッパーはそのままに、靴底だけを新品同様にできる
- 足に馴染んだ一足を、さらに長く愛用できる
- 新品を買い直すよりも、自分の足に合った状態をキープしやすい
- 結果的に、お気に入りの一足を“相棒”として長く育てていける
「なんとなく履き心地が悪くなってきた」「靴底がすり減ってきたかな?」と感じたタイミングこそ、オールソール修理を検討するベストタイミングです。
「捨てる」前に、一度ご相談ください。Clarks・デッキシューズの修理もお任せを
最近は、リーズナブルな価格帯の靴も多く、「ダメになったら買い替える」という選択肢も一般的です。
しかし、本当に気に入っている靴や、思い出のある一足であれば、ぜひ一度「修理」という選択肢も思い出してみてください。
当店では、
- Clarks(クラークス)のデッキシューズのオールソール修理
- Vibramソールを使った耐久性・履き心地重視のカスタム
- マッケイ縫いによるしなやかな歩き心地の確保
など、お客様の用途やお好みに合わせて、最適な修理方法をご提案しています。
「これは直せるのかな?」
「どのソールにしたらいいかわからない」
といったご相談も、写真を送っていただければ、状態を拝見したうえでご案内いたします。
まとめ:お気に入りの一足を“一生モノ”に育てていく楽しみ
総社市のN様のClarksデッキシューズは、
Vibram2668ソール+マッケイ縫いのミッドソール構造によって、
見た目はそのままに、耐久性と履き心地を大きく向上させることができました。
- デッキシューズ独特の軽やかな雰囲気はキープ
- 長時間歩いても疲れにくいクッション性
- 普段使いからお出かけまで、幅広いシーンで頼れる一足
「もう寿命かな…」と思っていた靴が、修理によって再び活躍を始める瞬間は、持ち主の方にとっても、私たち修理職人にとっても、とても嬉しい瞬間です。
貴方の大切なClarksやレザーシューズ、デッキシューズも、プロの技術で“一生モノ”の一足に生まれ変わらせてみませんか?
靴修理やオールソール交換でお悩みの方は、ぜひ一度、当店にご相談ください。
お気に入りの靴を再び履ける喜びを、一緒に味わいましょう。
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