

メフィスト紳士カジュアルシューズです。アウトソールもかなり削れて、ウレタンのミッドソールも加水分解で欠けが発生しているようです。オールソール修理必須です。

EVAスポンジでウェッジソールを作り、Vibram#1030合成ゴムソールで仕上げました。

ウレタン系素材のミッドソールが加水分解しているため、アウトソールのみの交換では対応ができませんので、オールソール修理になります。

ソールが靴側面に幅広く張り付いていたため、跡形を本革を縫い付けて隠すような処理を行い、EVAスポンジでウェッジソールを作ります。

当店では定番のVibram#1030合成ゴムソールで仕上げます。

ケドマ紳士カジュアルシューズです。ウレタン系の一体型ソールが加水分解して崩れてきています。ソール交換が必須です。

スポンジ系のウェッジソールも考えましたが、ソールがかなり厚くなってしまうためEVAスポンジでウェッジソールを作り、Vibram#1030の合成ゴムソールでの仕上げにしました。

ウレタン系の一体型のソールです。加水分解して表面層も内側もボロボロと崩れて来ています。

EVAスポンジを積み重ねてウェッジソールを作ります。白系の材料です

Vibram#1030合成ゴムソールを貼って仕上げます。耐久性はかなり期待できますね。

フットジョイアイコンモデルです。ソール面が劣化して亀裂が入りメスネジも脱落が見られます。交換てしまうと部分修理はできませんのでソール交換が必須になります。ソール交換ではスパイクレスソールにするかソフトスパイク交換式にするかの選択になります。お値段はかなり違います。

EVAスポンジのミッドソールを縫い付け、おなじくEVAスポンジのヒールを取り付け、Vibram#419Cスパイクレスソールで仕上げます。

オリジナルのソールは劣化は進み亀裂や割れ、メスネジの脱落が見て取れます。

アイコンモデルのソールは一体型の成形タイプをボンド接着しているため、分解は難しくありません。ウェルトが本革製なので劣化が少なければ再利用しています。

EVAスポンジのミッドソールを縫い付け、EVAスポンジのヒールを取り付けたら

Vibram#419Cスパイクレスソールで仕上げます。

靴も磨いて完成です

ルイ・ヴィトンスニーカーです。塩ビ系のカップソールが加水分解して割れています。できるだけイメージを近づけるように努力してみます。

側面には革を縫い付けEVAスポンジのミッドソールを縫い付けVibram#1030で仕上げています。イメージは近づきましたでしょうか?

カップソールが加水分解して割れて欠損しています。

ソールを分解しました。側面に縫い目が見えますが、ソールの一部分が劣化を免れ残ったところです。このまま再利用します

黒いラインの下まで本革を貼って縫い付け、EVAスポンジのミッドソールを縫い付けたら

黒いラインの下まで本革を貼って縫い付け、EVAスポンジのミッドソールを縫い付けたら

Vibram#1030を貼って仕上げます

イメージは近づいたでしょうか?

ナイキエアズームフライトです。ソールが剥がれてきています。このモデルはこのような状態になる靴が多いですね。

ボンド接着した後、側面とご希望により底面も縫い付けました。おパン縫いミシン、八方ミシン、マッケイミシンの3機種を使っています。

ズームフライトの特徴的な曲線部分を八方ミシンで縫い付けます

踏まず側のミッドソールも縫い付けています

爪先部分は一般的なミシンでは縫い付けができません。オパンケ縫いミシンという特殊なミシンで縫い付けています。

靴の中からソールにダイレクトに縫い合わせるマッケイ縫いという方法で縫い付けています。エアーバッグに穴を開けるリスクも有り、全面的におすすめというわけではありませんが、強度はかなりアップします。

フットジョイ ドライプレミアムというゴルフシューズです。ハーフソールラバーが張ってあるタイプですが、塩ビ系素材のため加水分解してすでに剥がれ落ちています。また、ソフトスパイクピンがくるくる回って取れなくなっています。メスネジを固定しているプレートが加水分解して割れているものと思われます。

ハーフソールラバーはタイヤメーカーのミシュラン製です。出し縫いしています。メスネジは独立タイプのものを片足7個づつこうかんしました。インチネジです。

ハーフソールラバーはすでに取れてしまっていて無いです。

ソールを分解してみますとメスネジを固定している樹脂製のプレートが加水分解してパキパキに割れています。これではくるくる回ってしまいますね。

ミシュラン製のハーフソールラバーを貼り、メスネジ用の穴を開けます。

独立タイプのメスネジをそれぞれ打ち込みます。

メスネジをつけた状態でボンド接着したら、出し縫いで縫い付けます

靴も磨いて完成です。

クラークスデザートブーツです。生ゴムクレープソールのヒールありタイプです。ソールもヒールもかなり削れてきています。また、ベタベタ感もあり、オールソール修理ご希望です。

お客様ご希望のウェッジタイプのスポンジ系ソールVibram#2021ベージュで仕上げました。フェルト製の中底も本革製に交換しています。

縫い付けを切って一気に分解です。ステッチダウン製法は靴本体の端を外側に曲げて縫い代を作り中底やソールと縫い合わせてある製法です。そのため一旦分解すると再現が難しく、縫い直してもキツくなるなどすることが多いです。

中底はフェルト製のため耐久性が良くなく、亀裂が入っていることが多いです。あえて丁寧に分解せず一気に分解したので中底は基本的に交換することを前提にしているからです。中底は本革製のものでの交換です。

中底を縫い付けたら、Vibram#2021ベージュを接着して削り込み仕上げます。本革の中底のコバ部分は本革のそのままの色で仕上げます。

Vibram#2021ベージュのソールデザインです。OILRESISTINGと入っています。これは耐油性の意味。素材はゴム入りEVA、柔軟性とクッション性を持ち、軽量で足当りを軽減するやわらかいハイテクソール

Ferragamoの婦人パンプスです。ソールが塩ビ系の素材のため加水分解して割れてベタベタしています。オールソール修理します。

滑り止め付きの合成ゴム製ソールで交換しました。加水分解は怒らないと思いますが、できれば湿気の少ないところで保管してください。

ヒールをまず取り外してソールだけの状態にします。

滑り止め付きのパンプス用ソールです。合成ゴム製ですので加水分解はしないと思います。もちろんヒールのゴムも交換しています。

靴も磨いて完成です。

プラダスポーツの塩ビ系ソールが加水分解した状態です。残っているソールを見ると厚みはあまりないモデルのようですので、薄手のソールでの対応をしてみます。

EVAスポンジのミッドソールを縫い付け、Vibram#1030で仕上げました。オリジナルよりも少し厚手になりましたが、こちらのほうがクッション性もよく歩きやすくなっていると思われます。

PRADAの特徴的な赤いラインの入ったインソールに、アウトソールにも片鱗が残っています。

塩ビ系の一体型ソールです。厚みはあまり厚くなくシュッとした感じです。加水分解が進んで割れています。片方も手で引っ張るだけで割れていきました。

EVAスポンジのミッドソールを縫い付け、ヒールを少し厚手にします。
オリジナルよりは厚手になっていますのでデザインは少し野暮ったくなりましたが、クッション性はかなり向上して歩きやすく疲れにくくなると思います。

アウトソールは当店では定番のVibram#1030です。

左の旧モデルのジョーダン1に右の新モデルのソールを移植(スワップ)してほしいということです。簡単な話ではありません。新品状態の靴から、ソールを傷めずに取り外すことが難しく、靴本体はダメージを受けますので廃棄になります。

新モデルのソールを移植が完了しました。新しいモデルのソールは幅、深さが違うため元の位置までハマりませんので、接着跡がむき出しになる部分がどうしてもできます。その事をよく御理解の上ご依頼ください。

すでにボンドも劣化しているため分解は比較的簡単にできます。縫い付けを切ってソールを開いて生きます。中のエアーバッグやクッション材料が加水分解しているため粉々しています。

トルエンなどの溶剤を使用してボンドを溶かし、また熱湯を入れることで分解をしやすくします。靴本体はそのために大きく変形しますので再利用は難しく、基本的には廃棄になります。

新しいモデルのソールをボンド接着した後、オパンケ縫いミシンで縫い付けます。新モデルのソールは幅が狭く、深さも浅いため元の位置まで嵌まり込みません。そのため、接着跡がむき出しになる部分が発生します。そのことを念頭に置いてご依頼ください。