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【神奈川県 I様】New Balance 990 シュータン修理|加水分解でペコペコになったシュータンをスポンジ交換で復活

神奈川県I様よりご依頼いただいたNew Balance 990。シュータン内部のスポンジが加水分解で劣化し、ペコペコに。劣化したスポンジを取り除き、新しいスポンジへ交換して、しっかり自立する状態に修理しました。原因・症状・修理工程を靴修理職人が詳しく解説します。


いずみ靴店では、岡山・倉敷エリアを中心に、スニーカーから革靴まで幅広い靴修理を承っています。今回は神奈川県のI様より、New Balance(ニューバランス)990のシュータン修理のご依頼をいただきました。

「お気に入りの990のシュータンがペコペコになってしまった」——そんなお悩みをお持ちの方に向けて、原因から修理工程、仕上がりまでを詳しくご紹介します。

今回お預かりしたお靴|New Balance 990

New Balance 990と言えば、1982年の誕生以来、長く愛され続ける名作スニーカーです。履き込むほどに足に馴染む一方で、長年の使用によってソールだけでなく、シュータン(ベロ)内部のスポンジにも経年劣化が進みます。

今回お預かりした990も、シュータンがペコペコと柔らかくなりすぎて、形を保てない状態でした。見た目にも頼りなさがあり、履くたびに気になってしまう状態です。

シュータンがペコペコになる原因|スポンジの加水分解

シュータンがペコペコになる主な原因は、内部スポンジの加水分解(かすいぶんかい)です。

スニーカーのシュータンには、クッション性と厚みを出すためにウレタン系のスポンジが使われています。このスポンジは、湿気・汗・長期間の保管などの影響を受けると、分子レベルで分解が進みます。これが「加水分解」です。

加水分解が進むと、スポンジは次第に縮み、ボロボロと崩れ、最終的にはほとんど空洞に近い状態になってしまいます。中身を失ったシュータンは、革やメッシュの表皮だけが残り、支えを失ってペコペコと潰れてしまうのです。

こんな症状はありませんか?

  • シュータンがペコペコして頼りない
  • シュータンの形が崩れてきた
  • 中のスポンジがボロボロになった、粉が出る
  • シュータンをしっかり自立させたい

ひとつでも当てはまる場合、スポンジ交換で修理できる可能性があります。

修理内容|シュータンを開いてスポンジを交換

今回の修理は、次の流れで進めました。

STEP1|状態の確認 まずシュータンを開き、内部のスポンジの状態を確認します。すると、スポンジは加水分解によって劣化・消失し、シュータンが形を保てない状態になっていました。

STEP2|劣化したスポンジの除去 内部に残った劣化スポンジを、表皮を傷つけないよう丁寧に取り除きます。溜まった粉や崩れたウレタンは、この段階でしっかりと清掃します。

STEP3|新しいスポンジの交換 厚みや状態を一足ずつ確認しながら、新しいスポンジを入れ直します。入れすぎても硬くなり、少なすぎてもペコペコに戻ってしまうため、ここは職人の手加減が重要な工程です。

STEP4|縫製・仕上げ 表皮を元通りに縫い合わせ、形を整えて完成です。

修理後の仕上がり

スポンジを新しく入れ直したことで、ペコペコだったシュータンがしっかりと自立するようになりました。見た目の印象も良くなり、履いたときのフィット感も改善します。

「もう履けないかも」と諦めていたお気に入りの990も、シュータン修理で再び快適に履けるようになります。

よくあるご質問(FAQ)

Q. シュータンのスポンジ交換は可能ですか? A. はい、対応可能です。ただしお靴の状態によって修理方法が変わる場合があります。まずはお気軽にご相談ください。

Q. 料金と納期を教えてください。 A. 修理内容やお靴の状態によって異なります。【料金・納期はお問い合わせください】 お見積りは無料で承っております。

Q. 郵送でも依頼できますか? A. 【郵送修理の可否・詳細はお問い合わせください】 遠方の方もお気軽にご相談ください。

Q. New Balance以外のスニーカーも対応できますか? A. はい、他のブランドのスニーカー修理も承っております。

いずみ靴店の修理について

いずみ靴店では、お靴の状態を必ず確認し、一足ずつ修理方法を考えて対応しています。画一的な修理ではなく、その靴に合った最適な方法をご提案します。

New Balance 990のシュータン修理、スポンジ交換、加水分解による劣化の修理も承っております。岡山・倉敷にお住まいの方はもちろん、遠方からのご依頼もお待ちしております。

まとめ|お気に入りのNew Balanceを長く履くために

  • シュータンのペコペコはスポンジの加水分解が原因
  • 劣化スポンジを取り除き、新しいスポンジに交換することで修理可能
  • 厚みを調整することで、自立するシュータンに生まれ変わる

お気に入りのNew Balanceをこれからも長く、ガシガシ履きたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

いずみ靴店|岡山・倉敷の靴修理専門店

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【倉敷市】New Balance 1400 修理|加水分解したソール交換とヒールカップ交換の実例

 倉敷市のいずみ靴店による、New Balance 1400 の加水分解修理事例。劣化したポリウレタンを取り除き、EVA2段重ねのウェッジソールにVibram 298Cを貼り、ヒールカップは本革で製作しました。


「ソールがボロボロになった」「触るとポロポロ崩れる」。長年履いたスニーカーに起こるこの現象は、加水分解が原因であることが少なくありません。今回は、倉敷市のF様よりお預かりしたNew Balance 1400の修理事例をご紹介します。

今回お預かりした靴:New Balance 1400(倉敷市 F様)

今回お預かりしたのは、長年愛用されているNew Balance 1400です。ソール内部に使用されているポリウレタンが加水分解を起こし、劣化した部分が剥がれてきていました。さらに確認すると、後ろ側にある樹脂製のヒールカップにも加水分解による劣化が見られました。このままでは安心して履くことができないため、劣化した部分をすべて取り除き、ソールとヒールカップを交換する修理を行いました。

「ソールがポロポロ崩れる」その症状はありませんか

New Balanceのスニーカーで、ソールがボロボロになった、ソールが剥がれてきた、触るとポロポロ崩れる、ヒールカップが劣化している。このような症状がありましたら、加水分解が原因かもしれません。

加水分解とは

加水分解とは、ソール内部のポリウレタンが、空気中の水分や湿気と時間をかけて反応し、劣化していく現象です。素材が脆くなり、指で押すと崩れたり、剥がれたりするようになります。

履いていなくても進行します

加水分解は、使い込んだから起こるものではありません。履かない期間にも進行し、長期間保管していた靴のほうが劣化が進んでいることもあります。

なぜスニーカーのソールにポリウレタンが使われるのか

ポリウレタンは軽量でクッション性に優れ、成形しやすいため、多くのスニーカーのミッドソールに使われています。ただし水分に弱く、経年で加水分解を起こしやすいという側面も持っています。

加水分解が起こりやすい環境と保管の注意

加水分解は、湿気の多い場所や通気性の悪い場所で保管していると進行しやすくなります。雨や汗で濡れたままの状態で収納するのも避けたいところです。履いたあとは風通しのよい場所で乾かし、高温多湿を避けて保管するのが安心です。

放置するとどうなるか

加水分解は自然に止まるものではなく、脆くなった部分は徐々に広がっていきます。崩れる範囲が大きくなれば、修理の範囲も広がってしまいます。また、ソールが不安定なまま履き続けると、歩きにくさや足への負担につながることもあります。気づいた時点で、一度ご相談いただくのがおすすめです。

分解・点検の結果:劣化はソールだけではありませんでした

お預かりした時点で、ソール裏側のポリウレタンは加水分解により剥がれが生じていました。さらに分解して確認すると、後ろ側の樹脂製ヒールカップにも加水分解による劣化が及んでいます。ヒールカップは靴の後ろ側を支える重要な部分で、劣化したままでは靴が安定しません。そこで今回は、ソールとヒールカップの両方を交換する方針としました。

修理①:樹脂製ヒールカップを本革で製作

New Balance 1400の樹脂製ヒールカップは加水分解していたため、そのまま再利用することはできません。そこで、形状に合わせて本革で代用品を製作し、靴の後ろ側にしっかりと縫い付けて仕上げています。

修理②:EVA2段重ねのウェッジソール+Vibram 298C

ソールは、劣化したポリウレタンをきれいに取り除いたあと、EVAスポンジを2段重ねにしてウェッジソールを製作。その上からVibram 298Cを貼り合わせて仕上げました。

EVAとVibram 298Cを選んだ理由

EVAは軽量でクッション性があり、厚みを出しても重くなりにくい素材です。2段重ねにすることで、元のフォルムを保ちながら厚みを確保しています。接地面には耐摩耗性に優れたVibram 298Cを採用し、履き心地と耐久性の両立を狙いました。

「貼り直すだけ」では解決しない理由

加水分解したポリウレタンは、そのまま接着して貼り直しても再発しやすい素材です。劣化した部分を残したままでは、接着面から再び崩れてしまいます。今回の修理では、加水分解したポリウレタンを単純に貼り直すのではなく、劣化した部分を取り除き、新しい素材でソールを作り直しています。

応急処置について

市販の接着剤やテープで貼り付ける応急処置は、あくまで一時的なものです。加水分解で脆くなったポリウレタンは、接着しても再び崩れてしまいます。また、そのまま履き続けると靴が不安定になり、思わぬけがにつながるおそれもあります。応急処置は控えめにし、早めにご相談ください。

Before/After

  • Before:ソール内部のポリウレタンが加水分解し、剥がれや崩れが発生。樹脂製ヒールカップも劣化。
  • After:ヒールカップは本革で製作し縫い付け。ソールはEVA2段重ねのウェッジソールにVibram 298Cを貼り合わせ。

今回のNew Balance 1400も、ソールとヒールカップを新しくして、また履いていただける状態に仕上がりました。

症状チェックリスト

  • ソールの裏側がボロボロ、ポロポロと崩れる
  • ソールの縁が浮いている、剥がれてきた
  • 指で押すとソールが柔らかすぎる、べたつく
  • かかと(ヒールカップ)が割れている、崩れている
  • 長期間履かずに保管していたスニーカー

ひとつでも当てはまる場合、加水分解が進んでいる可能性があります。

よくあるご質問

Q. ソール交換はできますか? New Balanceをはじめ、加水分解によるスニーカーのソール交換や修理に対応しています。状態によって最適な方法が変わるため、まずはご相談ください。

Q. ヒールカップだけの交換もできますか? 劣化の範囲によって判断が変わります。ソールの状態も含めて確認したうえでご案内します。

Q. 加水分解したソールは貼り直せますか? 劣化したポリウレタンをそのまま貼り直しても再発しやすいため、劣化部分を取り除いて作り直す方法をご提案することがあります。

Q. 料金と納期は? 【料金・納期はお問い合わせください】

お気に入りのNew Balanceを、まだ履き続けませんか

いずみ靴店では、New Balanceをはじめ、加水分解によるスニーカーのソール交換や修理にも対応しています。ソールがボロボロになった、ソールが剥がれてきた、触るとポロポロ崩れる、ヒールカップが劣化している。このような症状がありましたら、加水分解が原因かもしれません。お気に入りのNew Balanceを、まだ履き続けたいという方は、お気軽にご相談ください。

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ニューバランス1400の加水分解をオールソール交換で修理|EVAソールとVibram298Cで蘇らせた実例

「ニューバランス1400のソールが加水分解して、ボロボロになって履けなくなった」——そんなご相談に、当店は一足ずつ向き合っています。今回は、ニューバランス1400の加水分解によるオールソール交換を、岡山県浅口市のK様よりご依頼いただいた実例をもとに、修理の流れと職人のこだわりを詳しくご紹介します。「ニューバランス1400 加水分解 ソール交換」でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

岡山県浅口市 K様よりニューバランス1400のオールソール交換をご依頼

今回お預かりしたのは、ニューバランス1400。長く履き込まれた一足で、ソール内部のポリウレタンが加水分解を起こし、劣化が進んだ状態でした。K様からは「お気に入りなので、もう一度ガシガシ履けるように直してほしい」とのご依頼をいただきました。

そもそも「加水分解」とは?ニューバランス1400のソールに何が起きていたのか

加水分解とは、ソールやミッドソールに使われるウレタン(ポリウレタン)素材が、湿気や水分と化学反応を起こして分解されてしまう現象です Minit。ポリウレタンは耐摩耗性や耐水性に優れる一方で、空気中の水分や紫外線、微生物などの影響を受けやすく、時間の経過とともに加水分解が進んでいきます 岡畑。

加水分解が起きるメカニズム

ポリウレタンはもともと湿気を吸収しやすい性質を持っています。吸着した水分子が内部で化学反応を起こすと、素材は少しずつ分解され、内部がボロボロになっていきます。これが進むと、ソールとしての機能を維持できなくなってしまうのです。

こんな症状が出ていませんか(チェックリスト)

  • ソールがベタベタする、手に付く
  • ソールの側面にヒビ割れが入っている
  • ミッドソールが崩れ、粉っぽくなっている
  • 底が剥がれてパカパカする
  • 履くとクッションが効かず、地面の衝撃が直接伝わる

ひとつでも当てはまる場合、加水分解が進行している可能性があります。放置すると靴全体のバランスが崩れるため、早めのご相談をおすすめします。

修理内容|劣化したソールを外し、EVAスポンジで新しいソールを製作

今回は加水分解してしまったソールを一度すべて取り外し、新しいソールを作り直す「オールソール交換」を行いました。ソールを丸ごと交換するこの方法は、加水分解したスニーカーを蘇らせる有効な手段です at random。

EVAスポンジを積層してウェッジソールを製作

特にヒール部分は、EVAスポンジを何層も積み重ねてウェッジソールを製作しました。EVAは加水分解しにくいと言われる素材で、クッション性にも優れています。ここからニューバランス1400のシルエットに合わせて、丁寧に削り出しながら形を整えていきます。

アウトソールにはVibram(ビブラム)298Cを採用

接地するアウトソールには、Vibram(ビブラム)298Cを使用しました。298Cはつま先部分が巻き上がった形状で、巻き上がりのある靴に対応しやすく、刻み模様がソールの返りを良くするのが特徴です。ニューバランスをはじめ幅広いスニーカーに使える、オールラウンドなラバーソールです at random shop。

その結果、ニューバランス574などに見られるクラシックなスニーカーらしい、落ち着いたソールのイメージに仕上がりました。

劣化した樹脂製ヒールカップを本革で作り替え

さらに、劣化していた樹脂製のヒールカップも本革で作り替えています。ソールだけでなく、かかとを支えるパーツまで補修することで、履き心地と耐久性の両方を取り戻すことができます。

ソール交換で最も大切なのは「バランス」

当店のソール交換は、単純にソールを貼り替えるだけではありません。ソールの厚みや形状、ヒール部分の高さ、そして靴全体のバランスを確認しながら、一足ずつ仕上げています。数ミリの差でも履き心地や見た目の印象は大きく変わるため、ここに職人の経験が生きてきます。

ニューバランス574・576・1300なども同様に修理可能です

  • 「ニューバランス1400のソールが加水分解してしまった」
  • 「ソールがボロボロになって履けない」
  • 「ニューバランスのソール交換をしたい」
  • 「ヒールカップも劣化している」

このようなニューバランスの修理も、靴の状態を確認したうえで最適な修理方法をご提案しています。ニューバランス1400をはじめ、574・576・1300などのソール交換や加水分解修理についても、お気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q. 加水分解したソールは元に戻せますか? A. 劣化したソールをそのまま復元することはできませんが、オールソール交換という方法で新しいソールに作り替えることが可能です。ただし、靴の状態によっては修理が難しい場合もございます。

Q. 修理はどのくらいの期間がかかりますか? A. 靴の状態や混雑状況によって異なります。詳しくはお問い合わせください。

Q. 料金はどのくらいかかりますか? A. 素材や修理内容によって異なります。靴の状態を確認したうえで、お見積りをご案内いたします。料金・納期はお問い合わせください。

Q. 遠方でも依頼できますか? A. ご配送での修理も承っております。詳しくはお問い合わせください。

お気に入りのニューバランスを、もう一度ガシガシ履けるように

いずみ靴店では、岡山・倉敷・浅口市エリアを中心に、スニーカーのソール交換や加水分解修理を承っています。「もう履けない」と諦める前に、まずは靴の状態をご相談ください。一足ずつ丁寧に修理しています。


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【靴修理】ニューバランス993の加水分解をオールソール交換で復活させる方法|岡山・倉敷のいずみ靴店

岡山県浅口市にお住まいのK様より、ニューバランス993のソール交換修理をご依頼いただきました。ソールが加水分解でボロボロになってしまったお手持ちの993を、「まだ履きたい」という想いに応えるため、ソール全体を新しいものへと交換するオールソール修理をご紹介します。

ニューバランス993は、「ニューバランスの最高峰」と呼ばれるアメリカ製のクラシックモデル。見た目の美しさだけでなく、クッション性に優れた快適な履き心地から、長年愛し続ける方が多い一足です。だからこそ、ソールが加水分解で傷んでしまったとき、「もう買い替えるしかないのか」と落胆される方は少なくありません。ただ、私たち靴修理職人は知っています。オールソール交換という選択をすれば、お気に入りの靴は十分に生き返る、ということを。この記事では、K様の修理事例を通して、加水分解の仕組みから修理方法、そして日頃のケアまでを詳しく解説します。

ニューバランス993のソールに起こる「加水分解」とは

まず「加水分解」とは何か。靴の世界でよく耳にするこの言葉、実はソール素材そのものの化学反応を指しています。

ソールに使われることが多いポリウレタン(ウレタン)素材は、軽量でクッション性・耐摩耗性に優れる一方で、空気中の水分と徐々に反応して分子レベルで分解されていく性質を持っています。これが加水分解です。時間の経過や湿気などの影響で劣化が進むと、素材は弾力を失い、ひび割れたり、ボロボロと崩れたり、指で押すと崩れるほどもろくなったりします。

さらに厄介なのは、加水分解が「履いていなくても」進行するという点です。シュークローゼットの中で湿気の多い環境に置かれていた靴は、目に見えない部分から着実に劣化が進んでいます。逆に、適度に履いて乾燥させる機会を持つ、湿気をこもらせないなど、日常のちょっとした習慣が劣化のスピードを遅らせることにつながります。ニューバランス993のようなロングセラーモデルは、何年も前の生産分が今も履かれていることも多く、加水分解のご相談が特に多いモデルなのです。

チェックポイント!加水分解のサインと進行リスク

「うちの993は大丈夫かな?」と感じたら、以下のサインがないか、ぜひ一度確認してみてください。

  • ソールの表面や側面に細かいひび割れが走っている
  • ボロボロと粉のようにソールが崩れてくる
  • 昔よりソールが硬く、クッション性を感じなくなった
  • ソールがベタつく、あるいは破片がポロポロ落ちる

これらは加水分解の初期〜進行期に現れやすい変化です。ここで大切なのは、「まだ履けるから」と放置しないこと。ソールの加水分解をそのままにしておくと、履いている途中でソールが崩れてしまうこともあります。突然のソール破損は、転倒などの思わぬ事故につながるリスクもありますし、崩れたソールのまま歩き続けると、本来ソールが引き受けていた衝撃が靴全体、そして足腰にまで及んでしまいます。劣化の段階が進むほど、補修できる範囲も限られてくるため、サインに気づいたら早めのご相談が結果的に靴を長持ちさせる一番の近道です。

なぜニューバランス993は「ヒールだけの交換」が難しいのか

靴修理のご相談では、「つま先はまだきれいなので、減っているかかとだけ直せませんか」という声もよくいただきます。かかとだけ減る革靴のヒール交換は確かに定番の修理ですが、ニューバランス993のようなスニーカーでは話が変わります。

993のソールは、アウトソール(接地する外側のソール)とミッドソール(クッション性を担う中層)が一体型の構造になっているため、今回のようにソール全体が劣化している場合、ヒール部分だけを交換する修理は難しくなります。部分ごとに新しいソールを差し込むといった部分修理は、ソールが全面的に傷んでいるケースでは成立しにくいのです。

ちなみに993の中身は見どころの塊です。ミッドソールには衝撃を吸収するABZORB(アブゾーブ)が使われ、この柔らかいクッション素材と接地部のソールが一体となって993特有の履き心地を作っています。だからこそ、この一体のソールをまるごと新品のものに置き換える「オールソール交換」こそが、加水分解した993を復活させる唯一にして最良の方法だと、私たちは考えています。

修理の流れ|オールソール交換の工程を解説

それでは、今回K様の993をどのように修理したのか。工程を順を追ってご紹介します。

①劣化したソールの撤去 まず、加水分解してボロボロになったソールをすべて取り外します。ここが職人腕の見せどころで、ソールを生み落とすときにアッパー(甲の部分)や中底を傷つけないよう、素材の状態を見極めながら丁寧に進めていきます。

②新しいソールの取り付け 続いて、新しいソールを取り付けます。今回は、Vibram(ビブラム)762K フェルランニングを使用してオールソール交換しました。ソールとアッパーのバランスを見ながら、接着・固定を確実に仕上げていきます。

③仕上げ 最後に、ソールの縁を整え、全体のバランスを確認して完成です。加水分解で見た目も傷んでいたソールが、厚みのある新しいソールへと生まれ変わり、K様の993はふたたび「ガシガシ履ける一足」に戻りました。

なぜVibram 762K フェルランニングなのか

オールソール交換では、「どのソールを選ぶか」で仕上がりの印象が大きく変わります。今回選んだVibram 762K フェルランニングは、もともとフェルランニングと呼ばれるトレイルランニング用に開発されたソール。凸凹のしっかりしたパターンが特徴で、厚みのあるソールとクッション性の組み合わせで、グリップ力と歩き心地の両立を叶えてくれます。

街中での日常使いはもちろん、雨天時のぬかるんだ路面でも健闘する頼もしさがあり、993のようなスポーツモデルの復活用ソールとして相性抜群です。「履き心地が変わるのが心配」という方にもお応えしやすい選択肢で、実際、ニューバランスのスニーカーのオールソール交換では定番人気のソールです。もちろん、ご希望やお靴の状態に応じて、他のソールもご提案できますので、お好みがあればぜひお聞かせください。

読者の皆さんからよくいただくご相談

「ニューバランス993のソールがボロボロになった」 「加水分解してしまった」 「お気に入りなので、まだ長く履きたい」 「ソール交換して履き続けたい」

このような場合は、靴の状態を確認したうえで修理方法をご提案いたします。ソールの劣化具合やアッパーの状態によって最適な修理方法は異なります。まずは一度、お気軽にご相談ください。

Q. ヒール部分だけの交換で対応できますか? A. 993はソールが一体型の構造のため、ソール全体が劣化している場合、ヒール部分だけを交換する修理は難しく、オールソール交換でのご提案が基本になります。

Q. オールソール交換をすると履き心地は変わりますか? A. クッション性のある新しいソールに生まれ変わるため、加水分解で硬くなっていたソールよりは快適な履き心地になります。ソールの種類による特徴の違いもございますので、ご相談時にご希望をお聞かせください。

Q. 加水分解を防ぐための日頃の工夫はありますか? A. 適度に履く、湿気のこもりやすい場所での保管を避ける、ソールのひび割れに気づいたら早めに相談する、の3つが効果的です。

お気に入りの靴を、これからもガシガシ履けるように。

📍いずみ靴店 岡山県倉敷市 ニューバランスなどのスニーカー・靴修理、ソール交換に対応しています。

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【New Balance 576 修理】ヒールカップの加水分解とソールの大摩耗を、ヒールカップ交換+オールソール交換で復活させた事例

兵庫県のM様より、長年愛用してこられたNew Balance(ニューバランス)576の修理をご依頼いただきました。お預かりして状態を確認したところ、

  • 樹脂製ヒールカップの加水分解
  • ソールのヒール部分の大幅な摩耗
  • ミッドソールのEVAスポンジまで削れている

という、ニューバランス修理のなかでも特によく見られる3つのダメージが重なった状態でした。この記事では、実際に行った「ヒールカップ交換」と「オールソール交換」の全工程を職人の視点からご紹介します。「お気に入りの576がこのような状態でも、修理で再び履ける」ということを、ぜひ参考にしてみてください。

ニューバランス576のヒールカップがボロボロになる原因――「加水分解」とは

576をはじめとするニューバランスのスニーカーには、かかとを安定させるための樹脂製ヒールカップが、ヒールの外側を覆うように取り付けられています。この樹脂は、空気中の湿気や水分と長い年月をかけて反応すると、徐々にもろくなり、パリッと割れたり、ボロボロと崩れたりする「加水分解」という劣化を起こします。

加水分解は経年劣化の一種です。保管状態や使用頻度に関わらず、いつかは誰の靴にも起こりうる現象で、生地やソールがきれいでも「かかとの横の樹脂だけが粉を吹いたように崩れる」という形で現れます。576を長くお持ちの方には、見覚えのある症状ではないでしょうか。

ソールの摩耗が「ミッドソールまで」進んでいたら

もう一つの大きなダメージが、ソールの摩耗です。ヒール部分は歩行の着地で最も負荷がかかる場所です。減りをそのままにしていると、アウトソール(表底)だけでなく、内側のミッドソール(クッション層)まで削れてしまいます。

今回の576もまさにその状態で、EVAスポンジのミッドソールが削れ落ち、かかとの高さそのものが失われかけていました。ここまで進行すると、減った部分だけを補修する部分修理では強度と見た目の両立が難しく、靴全体のバランスも崩れやすくなります。そこで今回は、ソールまわりを根元から作り直す「オールソール交換」を選択しました。

修理工程①:加水分解したヒールカップを本革で製作・交換

最初に着手したのは、劣化したヒールカップの交換です。加水分解してボロボロになった樹脂製ヒールカップを丁寧に取り外し、本革から新しいヒールカップを製作して交換しました。

樹脂ではなく本革を採用することで、加水分解のような崩壊の心配がぐっと少なくなり、かかとのホールド感もしっかり確保できます。元の形を忠実に再現しながら仕上げていますので、履いているときの見た目の違和感も最小限です。

修理工程②:ミッドソールから作り直す「オールソール交換」

続いてソールの修理です。ミッドソールまで削れた576を部分修理で補うのではなく、アウトソールをすべて剥がして、ミッドソールから新しく作り直すオールソール交換を実施しました。

オールソール交換は、ソールの寿命そのものをリセットする工事です。削れて失われたかかとの分厚さを復元しながら、新しいソールを貼り込むことで、減りやすい状態から一歩抜け出した強度を取り戻せます。

修理工程③:EVAスポンジを積み重ねてウェッジソールを製作

失われたミッドソールは、EVAスポンジを積み重ねて再現します。EVAスポンジは軽量でクッション性に優れ、加水分解でボロボロになることが少ない素材です。

私どもはこのEVAスポンジを、靴の形状に合わせながら少しずつ削り出して、かかとの角度を再現したウェッジソールを製作しました。削り加減ひとつで履き心地とシルエットが変わるため、何度もバランスを確認しながら進める、最も集中する工程です。

修理工程④:アウトソールにはVibram(ビブラム)298Cを採用

新しいアウトソールには、Vibram(ビブラム)298Cを使用しました。

Vibram 298Cは、スニーカーのオールソール交換で人気の高いラバーソールです。つま先がやや巻き上がった形状で、巻き上げのあるスニーカーとの相性がよく、ソール面の刻み模様が靴の返りを良くしてくれます。耐久性とグリップ力のバランスに優れたソールですので、「修理したのに歩きにくくなった」という心配も少ない素材です。

仕上げの段階では、New Balance 576の雰囲気をできるだけ損なわないよう、ソールの厚みや色のバランスを確認しながら整えています。

仕上がり――「お気に入りの576」がそのまま帰ってくる

完成した576は、崩れていたヒールカップが本革の新しいものに生まれ変わり、削れていたヒールはEVAスポンジのウェッジソールで高さとクッション性を取り戻しています。シルエットや色の雰囲気も保たれていますので、「修理した感」を感じさせない仕上がりを目指しました。これで、M様にも安心して長く履いていただけます。

よくあるご質問

Q1. 樹脂のヒールカップが割れても修理できますか? A. できます。純正パーツの入手が難しいモデルでも、本革などで形を再現して交換することが可能です。

Q2. ソールが減ってミッドソールまで削れています。直りますか? A. その場合は、部分修理ではなくオールソール交換で、ミッドソールから作り直すことをご提案しています。

Q3. 修理後も元の雰囲気のままですか? A. ソールのバランスは576のデザインを確認しながら仕上げています。状態を拝見したうえで、仕上がりイメージも含めてご提案します。

Q4. 費用や納期はどのくらいですか? A. 劣化の程度や選ぶソールによって内容が変わります。実物を確認のうえ、お見積もりと納期をご案内しますので、まずはご相談ください。

Q5. 576以外のニューバランスでも修理できますか? A. 加水分解やソール摩耗によるご相談は、他のモデルでも多くいただきます。靴の状態を確認して、最適な修理方法をご提案します。

お気に入りの靴を長く履くために

New Balanceのスニーカーは、ソールの摩耗だけでなく、長年の使用によって樹脂製のヒールカップが加水分解して割れたり、ボロボロになったりすることがあります。

「ニューバランス576のヒールカップが壊れた」 「ヒールカップを交換したい」 「ソールが減りすぎてミッドソールまで削れている」 「お気に入りのNew Balanceをもう一度履きたい」

そのように感じたら、諦める前に一度靴の状態を見せてください。ヒールカップ交換やオールソール交換など、その靴に合った修理方法をご提案します。

New Balance 576のヒールカップ交換やオールソール交換など、靴修理についてのご相談・お見積もりは、いずみ靴店までお気軽にお問い合わせください。お気に入りの靴を長く履くために、私ども修理の技術でお手伝いいたします。

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Clarks(クラークス)デザートブーツのソール交換|生ゴムクレープソールのベタつき・劣化をVibram2668でリペア【岡山県倉敷市・いずみ靴店】

大分県のY様より、Clarks(クラークス)デザートブーツのソール交換をご依頼いただきました。全国的にもファンの多いクラークスのデザートブーツですが、長く履き込むうちに必ず向き合うことになるのが「生ゴムクレープソールの経年劣化」です。

岡山県倉敷市のいずみ靴店では、このクレープソールのベタつき・すり減りに対して、Vibram(ビブラム)2668ソールへのオールソール交換を行っています。今回は、実際の施工内容とあわせて、クレープソールの劣化のメカニズム、放置した場合のリスク、当店が中底まで手を入れる理由を、修理職人の視点から詳しくご紹介します。


生ゴムクレープソールは、なぜベタベタしてしまうのか

クラークス デザートブーツのアイコンともいえる生ゴムクレープソールは、天然ゴムをクレープ状(縮れた板状)に加工した素材です。クッション性と独特の風合いに優れる一方で、ゴム系素材は年月の経過とともに素材そのものが劣化し、表面がベタベタとした状態になってしまうことがあります。

これは、空気中の水分や紫外線、摩擦熱などが影響して素材が分解・変質していく現象で、スニーカーなどのウレタン素材でよく知られる「加水分解」と近い性質の劣化です。クレープソールの場合は、加水分解によって表面が溶けたようなベタつきとして現れます nameless-repair。

長く履いているClarksのデザートブーツで、当店に最も多く寄せられるご相談が、まさにこの「クレープソールのベタつき」です。

ベタついたソールを放置すると、靴全体が傷みます

ベタつきは見た目だけの問題ではありません。粘着性を帯びたソール表面には、砂ぼこりや小石がびっしりと張り付くようになります。そして歩行時の体重がかかるたびに、噛み込んだ小石がソールを押し潰し、内部に埋まり込んでいきます。

さらに問題なのが、小石が噛み込むことでソールとアッパー(甲革)の接着が少しずつ剥がれ、隙間から水分が浸入しやすくなる点です。ソールのベタつきは「見た目が気になる」段階のうちにご相談いただくのが、靴を長持ちさせる一番の近道です。

当店のソール交換|Vibram2668(ガムライト)を採用しています

当店では、生ゴムクレープソールの交換にあたり、作業性と耐久性を総合的に判断し、Vibram(ビブラム)のスポンジ系ソールを採用しています。今回のClarks デザートブーツには、Vibram2668を使用しました。

Vibram2668は、通称「ハイデルベルク」と呼ばれるガムライト素材のソールです。ガムライトはラバーソールに比べて約40%も軽い発泡素材で、適度な弾力とクッション性、そして返りの良さを持ち合わせています 靴修理店CRADLE。「スポンジ系=柔らかくて減りが早いのでは」とご心配される方もいらっしゃいますが、実際には耐久性にも優れ、ワークブーツなどにも多く使われている信頼性の高い素材です。

デザートブーツは、ソールの厚みとシルエットのバランスが非常に重要な靴です。Vibram2668はソールの形がブーツに馴染みやすく、クレープソールから乗り換えても、クラークスらしい素朴な表情を損ないにくいのが大きな特長です。カラーもゾーゲ・ブラック・ダークブラウンなどが展開されており、アッパーの色味に合わせてお選びいただけます。

クラークスのフェルト中底は、本革の中底へ交換するのが当店の標準仕様

ソール交換で見落としてはいけないのが、アウトソールの上にある「中底」です。Clarksのデザートブーツには、中底にフェルト状の素材(化繊フェルト)が使われているモデルがあります。

このフェルト中底は、長期間の使用で水分や汗を吸って劣化し、粉状になったり亀裂が入ったりすることが少なくありません HIROKAN。アウトソールだけを新しいものに張り替えても、土台となる中底が崩れていれば、靴としての強度も履き心地も長持ちしません。

当店では、ソール交換の際に必ずこのフェルト部分の状態を確認し、劣化が認められる場合は本革の中底へ交換することを標準仕様としています。革の中底は耐久性が高く、足当たりも安定するため、結果として「もう一度、何年も履ける靴」に生まれ変わります。中底の交換は、いわば靴の骨組みを作り直す工程です。ここまで手を入れるかどうかが、仕上がりの寿命を大きく左右します。

施工の流れ

  1. 状態確認:アッパー・ソール・中底の劣化状態を分解前にチェック
  2. 分解:縫い糸を外し、アウトソールと摩耗した中底を丁寧に分離
  3. 中底の作り直し:フェルト劣化があれば本革の中底へ交換
  4. アッパーの再縫製:製法に合わせて縫い直し、土台を再構築
  5. ソール接着:Vibram2668を接着し、コバを整えて仕上げ
  6. 最終確認:履き心地とバランスを確認してお返し

ご依頼主である大分県のY様のように、遠方から宅配でご依頼いただくお客様も多くいらっしゃいます。お気に入りのClarksを、これからも長く履いていただけるように。一本一本、職人が手作業で仕上げています。

よくあるご質問

Q. クレープソールのベタつきは、自分で落とせますか? A. 表面を一時的に拭き取ることはできても、素材内部の劣化は進行しています。時間とともに再びベタついてきますので、根本的な解決にはソール交換が必要です。

Q. ソール交換のタイミングの目安は? A. ベタつきが出始めた、小石が噛み込む、かかとが偏って減ってきた、という段階がご相談の目安です。アッパーが傷んでいなければ、ソール交換で長く履き続けられます。

Q. 中底(フェルト)は必ず交換しないといけませんか? A. 状態によります。劣化が軽微であればそのまま使用できる場合もありますが、亀裂や粉状化が見られる場合は本革の中底への交換をおすすめしています。

Q. デザートブーツ以外のクラークスも相談できますか? A. はい。ネイチャー系やデザートトレックなど、クレープソールを使ったモデルのソール交換も承っています。

Q. 料金や期間はどのくらいかかりますか? A. 靴の状態や選ぶソールによって変わりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。状態を確認のうえ、最適な方法とお見積りをご案内します。

まとめ|生ゴムクレープソールのベタつきは、いずみ靴店にご相談ください

  • 生ゴムクレープソールは経年でベタつき、小石を噛み込みやすくなる
  • 放置すると接着の剥がれや中底の劣化につながる
  • 当店は耐久性と作業性を考慮し、Vibram2668(ガムライト)でソール交換
  • クラークスのフェルト中底は、本革の中底へ交換するのが標準仕様

生ゴムクレープソールのベタつきや劣化、ソールのすり減りでお困りでしたら、お気軽にご相談ください。お気に入りの一足を、もう一度履ける靴に。

📍岡山県倉敷市 いずみ靴店 〒713-8121 岡山県倉敷市玉島阿賀崎2-6-46 ☎ 086-526-3398


メタディスクリプション案(120字前後) 「Clarksデザートブーツの生ゴムクレープソールのベタつき・劣化を、Vibram2668へのオールソール交換でリペア。フェルト中底は本革へ交換する標準仕様。岡山県倉敷市・いずみ靴店は大分県からもご依頼をいただく靴修理専門店です。」

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ポール・スミスのスニーカー|ソールがぱっくり割れた時の修理方法【一体型カップソールを全交換した実例】

静岡県S様よりご依頼いただいたポール・スミスのスニーカー。底が大きく割れた症状を、一体型カップソールの全交換で修理しました。ソール割れの原因と作業工程を、靴修理職人が詳しく解説します。

ポール・スミスのスニーカー修理をご依頼いただきました

静岡県のS様より、ポール・スミス(Paul Smith)のスニーカー修理をご依頼いただきました。今回のご相談は、スニーカーのソールが大きく割れてしまったというものです。「お気に入りの一足を、もう一度履きたい」というお気持ちでお問い合わせくださいました。

スニーカーの底がぱっくり割れると、「もう履けないのでは」と諦めてしまいがちです。しかし、靴の構造と状態を確認したうえで、ソール全体を交換する修理が可能なケースがあります。今回はその実例を、工程を追いながらご紹介します。

スニーカーのソールは、なぜ割れてしまうのか

スニーカーのソール割れの大きな原因は「加水分解(かすいぶんかい)」です。ポリウレタン系のスポンジ素材は、空気中の水分や紫外線、微生物などの影響を受け、時間の経過とともに分子が分解されて劣化していきます。この劣化が進むと、ソールがボロボロと崩れたり、アッパーから剥がれたり、そして今回のように大きく割れてしまうのです 靴のクツナビ。

特に、長期間履かずに保管していた靴は加水分解が進みやすい傾向があります。反対にゴム素材のソールは比較的加水分解に強いとされています。つまり「まだ十分履けそうなのに底だけが割れた」という状態は、ソールの素材劣化が原因であることが多く、修理で対応できる余地が大きいのです。

「ポールスミス スニーカー ソール割れ 修理」でお探しの方も、まずは割れ方とソールの素材を確認することが第一歩です。

ソール割れを放置するとどうなるか

割れたソールをそのまま履き続けると、割れ目から水分が内部に入り込み、劣化がさらに加速します。ミッドソール内部まで崩れてしまうと、アッパーを傷める原因にもなり、修理の選択肢が狭まってしまいます。

また、ソールの一部が欠けて歩行時のバランスが崩れると、転倒や足への負担にもつながります。「まだ歩けるから」と様子を見るのではなく、割れに気づいた早い段階でご相談いただくことが、結果的に靴を長く履く近道です。

ポール・スミスのスニーカーは「一体型カップソール」だった

今回お預かりしたポール・スミスのスニーカーは、写真を見ると側面に革が張られているように見えるデザインです。しかし実際には、革とソールが別々のパーツになっているのではなく、一体型のカップソールという構造になっていました。

カップソールとは、靴の底全体をカップのように包み込む形状のソールです。スニーカーやブーツに多く採用されており、その多くはアッパーとオパンケ縫い(縫い合わせ)されています。

そのため、割れた部分だけを接着して終わりにする修理では、またすぐに同じ箇所が割れてしまいます。今回は割れた部分の部分接着ではなく、ソール全体を交換する方針で進めることにしました。

今回の修理工程

1. 劣化したカップソールを取り外す

まずは、加水分解で劣化したカップソールを取り外します。元のソールをどれだけきれいに取り除けるかが、仕上がりを左右する重要なポイントです。

2. 側面に革を縫い付け、接着跡をカバー

ソールを交換すると、元のソールを取り外した部分に接着跡が残ります。そのままでは仕上がりが目立ってしまうため、側面に革を縫い付け、接着跡を隠すように処理しました。元のデザインの雰囲気を損なわないよう配慮した工程です。

3. EVAスポンジでミッドソールを製作

次に、EVAスポンジをミッドソールとして加工し、しっかりと縫い付けました。EVAは軽量でクッション性に優れた素材で、履き心地を支える役割を担います。

4. Vibram(ビブラム)1030をアウトソールに貼り合わせる

最後に、アウトソールとしてVibram(ビブラム)1030を貼り合わせて、ソール交換の完成です。ビブラムはグリップ性と耐久性に定評のあるソールブランドで、多くの登山靴やスニーカーに採用されています ヴィブラムソールとは。1030はその中でも汎用性の高いモデルです。

ソール交換なら、お気に入りのスニーカーをもう一度履ける

今回のように、スニーカーのソールが割れてしまった場合でも、靴の構造や状態によってはソール交換による修理が可能です。特に一体型のカップソールは、単純な部分接着ではなく、ソール全体を交換する必要があるケースもあります。

「また割れるのでは」と不安な方こそ、部分的な応急処置ではなく、構造から見直すソール交換をご検討ください。

よくあるご質問

Q. ソールが割れたスニーカーでも修理できますか? A. 靴の構造やアッパーの状態によりますが、ソール交換で対応できるケースがあります。まずは状態を確認させてください。

Q. 費用や日数はどのくらいかかりますか? A. 修理内容や素材、状態によって変わります。お預かり時に状態を確認のうえ、お見積りをご案内しますので、お気軽にご相談ください。

Q. 元のデザインは変わってしまいますか? A. 側面の革の縫い付けなど、元の印象をできるだけ残すよう配慮して仕上げます。仕上がりのご要望があればご相談ください。

Q. 岡山・倉敷でスニーカーのソール交換はできますか? A. はい。岡山県倉敷市の当店では、革靴だけでなくスニーカー修理・ソール交換も承っております。近隣の方はもちろん、遠方からのご郵送でもご相談ください。

おわりに

「ポール・スミスのスニーカーの底が割れてしまった」「スニーカーのソールが剥がれた」「お気に入りのスニーカーをもう一度履きたい」。そんな場合は、状態を確認したうえで修理方法をご提案します。

お気に入りの靴を、できるだけ長く。靴修理でお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

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【今回の修理】 ■ブランド:Paul Smith(ポール・スミス) ■ご依頼:静岡県 S様 ■症状:スニーカーのソール割れ ■修理内容:ソール全交換 ■ミッドソール:EVAスポンジ ■アウトソール:Vibram 1030 ■側面:革を縫い付け、接着跡をカバー

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クラークス ワラビーのソール交換|硬化したクレープソールをEVA×Vibram4014で蘇らせるオールソール修理(岡山・倉敷)

クラークス ワラビーのクレープソールが硬化して歩きづらい――そんな悩みに、EVAスポンジのミッドソール製作+マッケイ縫い+Vibram4014白で対応した修理実例をご紹介。岡山県倉敷市のいずみ靴店、靴修理のご相談はお気軽に。


群馬県のM様より、クラークス(Clarks)ワラビーブーツのソール交換をご依頼いただきました。今回の記事では、「クレープソールが硬くなって履き心地が変わってしまった」というワラビーに多い症状の原因と、当店での修理方法、仕上がりの変化を、作業工程に沿ってくわしく解説します。

「お気に入りのワラビーだけど、もう買い替える時期かな」とお悩みの方の参考になれば幸いです。

ワラビーのクレープソールは、なぜ「硬化」するのか

今回お持ちいただいたワラビーの症状は、長年の使用による生ゴム(天然ゴム)クレープソールの硬化でした。

ワラビーに搭載されているクレープソールは、天然ゴムを発泡させるように仕上げた、柔らかく弾力のあるソールです。このふくらみと弾力こそが、ワラビー特有のやわらかい履き心地を生み出しています。

しかし天然ゴムという素材は、経年とともに空気中の酸素や紫外線、湿気の影響を受け、ゴムが酸化・劣化していきます。劣化の進み方には2つのパターンがあります。

  • 硬化タイプ:ゴムが石のように硬くなり、クッション性が失われる
  • ベタつき・崩壊タイプ:表面がべたつき、ボロボロと崩れてくる

M様のワラビーは前者の硬化タイプでした。靴底に弾力がなくなり、歩くたびに衝撃が直接足裏へ伝わるため、「足が痛い」「歩きづらい」「硬くてカツカツ音がする」といった状態に。クレープソールのこの変化は、ワラビーを長く履かれた方の多くが経験する、ある意味”宿命”のような症状です。

残念ながら、一度硬化した天然ゴムのクッション性を元に戻すことはできません。しかし、ソールごと交換してしまえば、ワラビーはこれからも長く履き続けられます。

修理方針:EVAミッドソールの製作+Vibram4014でオールソール交換

ワラビーのソール交換では、「元のクレープソールに戻す」方法と「別のソールに交換する」方法があります。

今回は、劣化した生ゴムクレープソールを取り外したうえで、EVAスポンジ製のミッドソールを新たに製作し、その下にVibram(ビブラム)4014 白を組み合わせるプランをご提案しました。

工程①:クレープソールの撤去と清掃

まず、硬化して機能を失っていた元のクレープソールをすべて取り外します。ワラビーは本来ステッチダウン製法の靴ですので、アッパー(革部分)との接合部はできる限り手作業でていねいに分解し、靴の形を保ちながらソールを剥がしていきます。取り外したあとは、接着剤や古いゴムをきれいに除去して下地を整え、新しいソールがしっかり密着する状態をつくります。

工程②:EVAスポンジのミッドソールを製作

つぎに、EVAスポンジでミッドソール(中底ソール)をその場で製作します。ここが今回の修理のポイントです。

EVAスポンジは、クレープソールと同じようにクッション性が高く軽量な素材ですが、天然ゴムとは異なり経年劣化や磨耗への耐性が格段に優れています。一度合成素材に替えてしまえば、「数年後にまたソールが硬化する」という天然ゴム特有のリスクを大きく減らせます。形状は元のソールと見比べながら削り出し、ワラビーらしいシルエットと踏み心地を再現します。

工程③:マッケイ縫いでミッドソールを縫い付け

製作したEVAミッドソールは、接着だけに頼らずマッケイ縫いでしっかりと縫い付けました。

マッケイ縫いは、靴の内側(ソールの下)から糸を通してアッパーとソールを直接縫い上げる製法です。縫い糸が靴全体を一つの構造としてつなぎとめるため、接着剤だけの場合と比べてソールの剥がれや入れ替わりに強く、長期使用に耐える仕上がりになります。修理後のワラビーを、数年単位で安心して履いていただくための大事な工程です。

工程④:アウトソールにVibram4014 白を装着

最後に、アウトソール(地表に接するソール)としてVibram 4014 ホワイトを貼り合わせて完成です。

Vibram 4014は、もともとワークブーツやアウトドアブーツで定番として使われてきたソールです。ヒールのないワンピース構造で、厚みがありながら軽量、クッション性にも優れたフラットな履き味が特徴です。ゴム製なので耐久性とグリップ力も高く、「ソールが減りやすい」というワラビーの弱点も補ってくれます。

Before/After:白い靴底が、足元の主張になります

仕上がりを見てください。白いVibram4014を合わせることで、元の生ゴムクレープソールの雰囲気を損なわず、ワラビーのデザインに自然と馴染みながら、足元の白がしっかりと主張する一本に仕上がりました。

  • 硬くて弾力のなかったソール → EVAミッドソール+Vibram4014のふかふかの踏み心地へ
  • 減って劣化した靴底 → 耐久性の高いゴムソールでリセット
  • 縫い付けた構造で、ソールの剥がれにも強く

さらに、EVAスポンジのミッドソールとゴム製Vibramソールの組み合わせにより、クッション性と耐久性の両立にも配慮しています。「柔らかい履き心地」だけなら天然クレープの再現も可能ですが、「柔らかさ」と「これから先の長さ」を両立したい方には、今回のようなEVA+Vibramの組み合わせがおすすめです。

こんな症状・お悩みは、ソール交換が可能です

今回のワラビーのような場合、ソール交換で履き続けられる可能性があります。

  • クレープソールが硬くなって歩きづらい
  • 靴底がすり減ってきた
  • ソールが劣化して、足への衝撃が気になる
  • お気に入りのクラークスを、これからも長く履きたい
  • 「クレープソール以外に交換したい」というご希望がある

クラークスのワラビーに限らず、クレープソールのブーツ・シューズ全般はご相談可能です。ソールの状態やご希望の仕上がり(見た目重視か、履き心地重視か)に合わせて、最適な修理方法をご提案します。

よくあるご質問

Q. クレープソールのまま、交換できますか? A. できます。劣化の状態にもよりますが、生ゴムクレープソールへの再交換も可能です。一方で、天然ゴムは再び硬化するリスクがあるため、「長持ちさせたい」方は今回のようなEVA+Vibramへの交換もおすすめです。

Q. 修理にどのくらいの日数がかかりますか? A. 加工内容や靴の状態、ご依頼の混み具合によって変わりますので、まずはお持ちの靴の状態とともにお問い合わせください。

Q. 他県からでも依頼できますか? A. はい。今回も群馬県のM様よりご依頼いただきました。全国からのご相談・お郵送での修理にも対応しております。詳細はお気軽にお問い合わせください。

「もう古いから買い替える」前に、一度ご相談ください

お気に入りの靴が「古いから」という理由だけで手放されるのは、もったいないことです。ソール交換というひと手間で、履き心地はリセットされ、愛着のある靴はそのまま戻ってきます。

「もう買い替える時期かな」と思う前に、まずは現在の状態をお知らせください。プロの目線で「修理で長く履けるか」をきちんと診断し、ご提案いたします。

お気に入りの靴を、これからも長く。


📍 いずみ靴店 岡山県倉敷市玉島阿賀崎2-6-46 📞 086-526-3398

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【ナイキ エアフォース1】ソール内部クッションの加水分解修理|EVA加工+オパンケ縫いで元の履き心地へ【神奈川県S様】

ナイキ エアフォース1のソール内部クッションが加水分解でボロボロに崩れた症状を、ソール分解→劣化ウレタン除去→EVAスポンジでの代用クッション製作→接着→オパンケ縫い補強まで、靴修理職人が工程別にご紹介。神奈川県S様の修理事例です。


「エアフォース1の中がボロボロになった」その正体は加水分解です

長年履き続けたナイキ エアフォース1のソール内部が、パサパサに崩れて砂状になってしまった——そんなご相談は決して珍しくありません。「ソール内部のクッションが崩れてしまった」「お気に入りのナイキをまだ履きたい」というお気持ちのまま、処分をためらわれている方も多いのではないでしょうか。

今回ご依頼いただいたのは、神奈川県のS様からお預かりしたナイキ エアフォース1。症状は、ソール内部に使われているウレタン系クッション材の加水分解による崩壊でした。この状態ではそのまま履き続けることが難しく、放置すると歩行時の衝撃が足に直接伝わってしまいます。本記事では、実際に行った修理の全工程を職人目線でご紹介します。

そもそも加水分解とは?なぜエアフォース1のソール内部は崩れるのか

加水分解とは、空気中の水分と素材が化学反応を起こし、分子レベルで劣化が進む現象です。スニーカーのミッドソールやソール内部のクッション材に使われるウレタン系素材は、この反応に弱く、製造から年数が経過すると柔軟性を失い、最終的にはボロボロと崩れてしまいます minit。

厄介なのは、見た目では劣化が分かりにくい点です。アッパーがきれいでも、内部のクッションだけが先に崩壊しているケースは少なくありません。また、メーカーによる純正部品の供給は基本的に終了しているため、同じパーツをそのまま交換するという修理は現実的ではありません sneaker-at-random。

だからこそ、内部の劣化材を取り除き、靴の状態に合わせて代用素材を加工し直すという職人的なアプローチが必要になります。

今回の修理工程|ナイキ エアフォース1の加水分解を修復

① ソールを分解し、内部の状態を確認

まずアッパーとソールを丁寧に剥がし、内部を確認します。予想どおり、クッション材は加水分解で原形をとどめないほど崩れていました。ここで重要なのが、崩れた粉をどこまで完全に除去できるか。古い劣化材が少しでも残っていると、新しいクッションの接着不良や再劣化の原因になります。

② 劣化したクッション材をすべて除去

ソール内部に残った崩れたウレタンを、道具を使って隅々まできれいに取り除きました。この「除去」の精度が、仕上がりの履き心地と耐久性を大きく左右する工程です。

③ 新しいEVAスポンジを加工して代用クッションを製作

取り除いた空間に合わせ、新しいEVAスポンジを削り出してクッションの代用品を製作します。EVAは軽量で衝撃吸収性に優れ、加水分解にも比較的強い素材です。ソール内部の形状に合わせて厚みや反発を調整しながら、一つひとつ手作業で加工していきます rs-amor。

④ ソール内部に合わせて入れ込み、ボンドで接着

加工したEVAクッションをソール内部にぴったりと入れ込み、専用ボンドでしっかりと接着しました。面でしっかり密着させることが、剥がれを防ぐポイントです。

⑤ 分解したソールを元の状態に戻す

接着後、分解したソールを元の形状へと戻していきます。ここで力任せに圧着すると歪みが出るため、靴のラインを見ながら慎重に組み上げていきます。

⑥ 側面をオパンケ縫いで縫い合わせて補強

最後に、側面をオパンケ縫いで縫い合わせて補強しました。オパンケ縫いとは、アッパーとソールを側面から糸で縫い合わせる製法で、接着だけに頼らない強固な固定ができます いずみ靴店。エアフォース1のようなカップソール構造の修理では、この縫いによる補強が仕上がりの安心感につながります。

仕上がりと、履き心地へのこだわり

今回の修理で最も意識したのは、できるだけ元の履き心地を損なわないことでした。加水分解したクッション材をそのまま交換するのではなく、靴の状態を見ながら代用素材を加工し、厚みと反発のバランスを調整しています。

その結果、ソール内部の崩れによる不安定さが解消され、再び安心して履いていただける状態に仕上がりました。「もう履けない」と諦めかけていたお気に入りの一足が、もう一度日常に戻る——それが靴修理の醍醐味です。

よくあるご質問

Q. エアフォース1の加水分解は必ず修理できますか? A. 症状の進行度によって異なります。内部の崩れが広範囲に及んでいる場合や、アッパー自体にダメージがある場合は、修理方法が変わったり、修理をお受けできないこともあります。まずは状態を確認させてください。

Q. 修理期間や費用はどれくらいですか? A. 状態や工程によって大きく異なります。お預かり時に状態を拝見したうえで、内容とあわせてご案内いたします。

Q. ミッドソールや他のスニーカーも相談できますか? A. はい。加水分解によるソール修理、ソール交換、クッション交換など、ブランドを問わずご相談を承っております。

「お気に入りのナイキをまだ履きたい」そんなご相談を承ります

  • エアフォース1の中がボロボロになった
  • ソール内部のクッションが崩れてしまった
  • 加水分解で履けなくなったスニーカーを復活させたい

そんな場合は、状態によっては修理できる可能性があります。ナイキ エアフォース1の加水分解修理、ソール修理、クッション交換でお困りの方は、お気軽にご相談ください。お気に入りの靴を、できるだけ長く履けるよう修理いたします。

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ナイキ エアフォース1|ソール内部のクッション加水分解修理【大阪・いずみ靴店】

お気に入りのエアフォース1が「ソールから粉が出る」—それ、加水分解かもしれません

「長く履いていなかったナイキ エアフォース1のブーツを出してみたら、ソールの中から白い粉のようなものが出てくる」「ソールを押すとぺこぺこと沈んで、クッションがボロボロに崩れている」——こんなお悩みはありませんか?

これはスニーカーのソールに起きやすい「加水分解」という現象です。今回は大阪府のH様より、ソール内部のクッション材が加水分解して劣化してしまった、ナイキ エアフォース1のブーツを修理のためお預かりしました。この記事では、エアフォース1に見られる加水分解の症状と原因、そして実際の修理工程をわかりやすく解説します。

エアフォース1の加水分解とは?症状と原因を解説

加水分解とは?まずは症状をチェック

加水分解とは、ソールに使われている素材が空気中の水分や湿気と化学反応し、内部からボロボロに崩れてしまう現象です。ナイキをはじめ、多くのスニーカーやブーツのソール内部には、軽くてクッション性の高いポリウレタン系の素材が使われています。快適な履き心地を生み出す一方で、加水分解を起こしやすいという特徴があります。

次のような症状に心当たりはありませんか?

  • ソールの中から粉のようなものが出てくる
  • ソールを押すとぺこぺこして、クッションがボロボロに崩れている
  • ソールとアッパーの間に隙間ができ、剥がれそうになっている
  • 歩いていると不安定に感じる、変な音がする

これらは、ソール内部のクッション材が劣化しているサインです。このまま放置すると、ソールの剥がれやひび割れがさらに進行し、安全に履き続けることが難しくなってしまうこともあります。早めの修理で、お気に入りの一足を守りましょう。

履かずに保管していても劣化するの?

「あまり履いていなかったのに、なぜ……」と思われた方も多いでしょう。加水分解は、水に濡れていなくても、空気中に含まれる湿気や水分に反応して少しずつ進行します。そのため、靴箱やクローゼットに長くしまい込んでいる間にも劣化は進み、「また履きたい」と思って取り出したときに、ソール内部がボロボロになっていた——というケースは少なくありません。特に長年保管していたスニーカーやブーツは注意が必要です。

【実例】ソール内部のクッションを交換する修理工程

ステップ1|ソールを分解して内部を確認

修理はまず、ソールをていねいに分解し、内部の状態を確認することから始まります。H様のエアフォース1ブーツも、ソールを分解すると内部のクッション材が加水分解によって劣化しており、交換が必要と判断しました。ソール内部は、見た目以上に劣化が進んでいることも多いため、この確認はとても大切です。

ステップ2|劣化したクッション材を除去し、EVAスポンジで代用クッションを製作

崩れてしまったクッション材をしっかりと取り除き、替わりに「EVAスポンジ」を加工して代用クッションを製作しました。クッション材の除去は、まず内部をきれいな状態にすることが大切。崩れたクッションが残っていると、新しいクッションや接着に影響が出るため、丁寧に処理を進めます。EVAは軽量で柔軟性があり、クッション性・耐久性に優れた素材です。ソール内部の形状に合わせて加工し、クッションを入れ替え交換することで、履き心地をよみがえらせます。

ステップ3|ソールを再接着し、オパンケ縫いで補強

クッションを入れ替えた後、ソールをボンドで確実に再接着。さらに、ソールの周囲をミシンで縫い付ける職人技「オパンケ縫い」を施すことで、接着力だけでなく強度もしっかりと高めました。オパンケ縫いは、接着では補えない機械的な強度をプラスできる、スニーカー修理の定番の補強技術です。

修理後の仕上がり|「お気に入り」を長く楽しむために

こうして、加水分解してしまったソール内部のクッションを交換し、H様のナイキ エアフォース1ブーツは、再び安心して履ける状態に仕上がりました。お気に入りの一足を処分せずに済み、また長く大切に履いていただけることを嬉しく思います。

修理することで得られる3つのこと

  • お気に入りの一足を処分せずに済む
  • ソール内部のクッションがよみがえり、履き心地が戻る
  • ボンド再接着+オパンケ縫いで、強度もしっかり補強される

靴は、ただの道具ではなく、思い出やお気に入りが詰まった大切な存在。だからこそ、加水分解で手放す前に、修理という選択肢があります。「ボロボラだからもう履けない」と諦める前に、まずは状態を確認してみませんか。

スニーカー・ブーツの加水分解修理|よくある質問

Q1. ソールの中から白い粉のようなものが出てくるのはなぜ?

ソール内部のクッション材が加水分解して崩れているサインです。放置すると劣化が進み、ソールの剥がれやひび割れにつながることもあるため、早めのご相談をおすすめします。

Q2. 履かずに保管していたのに、どうして劣化するの?

加水分解は空気中の湿気によって進行します。水に濡れない保管環境でも少しずつ進むため、長期間しまい込んだスニーカーやブーツは劣化しやすくなります。

Q3. エアフォース1以外のスニーカーでも修理できますか?

はい。ナイキをはじめ、さまざまなメーカーのスニーカーやブーツに対応しております。ソールの再接着・交換、かかとのすり減り補修など、状態に合わせて最適な修理方法をご提案します。

Q4. 修理の費用や期間はどのくらいかかりますか?

劣化の程度や修理内容によって異なります。まずは現物の状態を確認させていただき、修理方法とあわせてお見積りにてご案内します。費用・納期についてもご相談時にご提示しますので、お気軽にお問い合わせください。

修理のご依頼の流れ

  1. まずはお問い合わせ|お気に入りの靴の状態やお悩みをご相談ください
  2. 現物の確認|症状を確認し、修理方法をご提案します
  3. 修理・仕上がり|状態に合わせた修理を行い、再び履ける状態に仕上げます

事前にどこまでの修理が必要か、どれくらいかかるかが気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。専門店ならではの知識と技術で、あなたの靴に合った修理方法をご提案します。スニーカー修理は、症状が軽いうちのご相談ほど選択肢が広がるもの。迷ったときはぜひご相談ください。

加水分解したナイキの修理は「いずみ靴店」へ

「クッションがボロボロになった」「ソールの中から粉のようなものが出てくる」「加水分解したナイキを修理したい」「お気に入りのエアフォース1をまだ履きたい」——このような症状がありましたら、まずは状態を確認して修理方法をご提案します。

お気に入りの靴を長く。靴のことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

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