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コールハーン×ナイキ コラボシューズ修理事例|加水分解で崩れたソールを“本革カバー+マッケイ縫い+Vibram2668”で再生(大阪府S様)

「気に入っていた靴なのに、久しぶりに履こうとしたらソールがボロボロに…」
スニーカーやカジュアルシューズで、こうしたご相談は決して珍しくありません。特に、ミッドソールや接着層にポリウレタン系素材が使われている靴は、年数が経つと加水分解によって突然崩れてしまうことがあります。
今回は、大阪府のS様よりお預かりした、コールハーン(Cole Haan)×ナイキ(NIKE)のコラボカジュアルシューズの修理事例をご紹介します。
症状は、まさに「ソールの加水分解でボロボロ」という状態。ソールを取り外すと、靴の側面〜底面にかけて接着跡が広範囲に露出しており、お客様も「見た目が戻るのか」「強度は大丈夫か」とご心配されていました。
結論から言うと――このタイプのトラブルでも、工程をきちんと組み立てれば、見た目も強度も大きく改善して“新品のような印象”まで持っていくことが可能です。
今回は、次の構成でしっかりと再生しました。
露出した接着跡は本革を縫い付けて美しくカバー
EVAスポンジのミッドソールマッケイ縫いで取り付け
仕上げに Vibram2668(ビブラム2668) を貼り合わせて完成
革の質感とVibramの耐久性が合わさり、お客様のイメージに沿った、まとまりのある仕上がりになったと思います。

1. ご依頼内容|コールハーン×ナイキのコラボシューズが“加水分解”で崩壊

コールハーンとナイキのコラボシューズは、革靴ライクな上品さと、スニーカーの快適さを両立したモデルが多く、「履きやすいのにきれいに見える」ことからファンも多い一足です。
ただ、快適なクッション性を支えるミッドソール材が、経年で劣化しやすい素材の場合、加水分解で崩れるリスクがあります。
加水分解が進むと、次のような症状が起きます。
ソールが粉のように崩れる
歩くとミッドソールが割れて剥がれる
接着層がボロボロになり、ソールが外れる
見た目が一気に崩れ、履くのが不安になる
今回のS様のシューズも、まさにこの状態でした。

2. 加水分解とは?なぜ突然ボロボロになるのか

「昨日まで普通に見えていたのに、履いたら一瞬で崩れた」という話が出るのが、加水分解の怖いところです。
加水分解とは、簡単に言えば湿気や水分(空気中の水分を含む)によって素材が化学的に劣化し、強度を失っていく現象です。
特に、
長期間履かずに保管していた
湿度の高い場所に置いていた
高温多湿の環境(押し入れ、車内など)
経年で素材の限界が来ていた
こうした条件が重なると、ある日突然、ソールが崩れます。
重要なのは、加水分解で崩れたソールは「接着し直す」だけでは根本解決になりにくいという点。
劣化した素材そのものを置き換える修理設計が必要になります。

3. ソールを外したら接着跡が露出…見た目は戻る?

今回、ソールを取り外すと、接着剤の跡が広範囲に露出しており、見た目としても「修理感」が出やすい難しい状態でした。
この手の修理で大切なのは、単に底を付けるのではなく、
露出部をどう“きれいに見せるか”
そしてそれを“剥がれにくい構造”として成立させるか
という設計です。
そこで今回は、露出した接着跡を隠すために、本革を縫い付けてカバーする方法を採用しました。

本革カバーのメリット

接着跡を隠して外観を整えられる
革の風合いが増し、上品に仕上がる
構造としてのまとまりが出る(“修理した感”が減る)
見た目を大切にするコールハーン系の靴と相性の良いアプローチです。

4. 今回の修理方法|EVAミッドソールを“マッケイ縫い”で取り付ける理由

次に、土台となるクッション層として、EVAスポンジのミッドソールを採用しました。
EVAは軽量でクッション性があり、カジュアルシューズにとても使いやすい素材です。
さらに今回は、そのEVAミッドソールをマッケイ縫いで取り付けています。

マッケイ縫いとは(簡単に)

アッパーとソール周りを縫いで固定する製法/修理方法のひとつで、接着だけに頼りすぎず、構造を安定させやすいのが特徴です(靴の構造や状態により適性は変わります)。

今回マッケイ縫いを選んだ狙い

加水分解後の修理は、接着だけだと不安が残りやすい
しっかり固定して「長く履う」前提の構造にしたい
“見た目”と“強度”の両立を狙いたい

こうした点から、今回の仕様に適した方法として採用しました。

5. 仕上げはVibram2668|耐久性と実用性をしっかり確保

最後のアウトソールには、Vibram2668を貼り合わせて仕上げました。
Vibramは修理業界でも信頼性の高いソール材ブランドで、耐久性の面で安心感があります。
今回の修理では、
本革の風合いで上品さを出しつつ
Vibramの実用性(耐摩耗性・安心感)で“履ける靴”として成立させる
という狙いがありました。結果として、全体のイメージがきれいにまとまり、お客様が心配されていた「露出部」も整えて、まるで新品のような印象まで持っていけたと思います。

6. 加水分解で困ったときのポイント|“捨てる前に”確認したいこと

加水分解してしまった靴は、状態によって修理の可否や方法が変わります。
ただ、次の条件が揃うと修理できる可能性が高いです。
アッパー(革・縫製)がまだしっかりしている
型崩れが少ない
破れが致命的ではない
サイズ感が気に入っていて、同じ靴が手に入りにくい
「もう無理かも」と思う段階でも、写真で状態が分かれば判断しやすいこともあります。

7. まとめ|コールハーン×ナイキの加水分解も、構造から作り直せば復活できます

今回は、大阪府S様よりお預かりした、コールハーン×ナイキのコラボカジュアルシューズが、ソールの加水分解でボロボロになってしまったケースに対して、
露出した接着跡を本革を縫い付けて美しくカバー
EVAスポンジのミッドソールマッケイ縫いで取り付け
Vibram2668を貼り合わせて、耐久性も確保
という構成で、見た目も強度も整えて再生しました。
大切な靴のトラブルでお悩みの方は、捨ててしまう前にぜひ一度ご相談ください。
靴は、直せます。あなたの「まだ履きたい」を、技術で形にします。

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和歌山県のO様よりご依頼いただいた、アルフレッドバニスターのスニーカーシュータン長さ調整を行いました

和歌山県のO様よりご依頼いただいた、アルフレッドバニスターのスニーカーにおける「シュータン(ベロ)の長さ調整」修理について、詳しくご紹介いたします。今回のご相談は、「シュータンが足首に当たって違和感がある」というお悩みでした。日常的に履くスニーカーだからこそ、わずかな違和感でも積み重なるとストレスになり、歩行時の快適性を大きく損なってしまいます。

スニーカーの履き心地は、サイズや幅だけでなく、シュータンの長さや厚み、位置によっても大きく左右されます。しかし既製品では、すべての方の足に完全にフィットする設計になっているわけではありません。そのため今回のように「シュータンが長すぎる」「足首に当たる」「圧迫感がある」といったお悩みは、実は非常に多く寄せられるご相談のひとつです。

今回お預かりしたアルフレッドバニスターのスニーカーは、デザイン性が高くスタイリッシュな一足である一方、シュータンの形状がやや長めに設計されており、履いた際に足首上部へ干渉してしまう状態でした。特に歩行時や屈伸時にベロ部分が押し返されることで、違和感や軽い痛みを感じることがあったとのことです。

そこで当店では、お客様のご要望と足の状態を丁寧にヒアリングしたうえで、「シュータンの長さ調整」というカスタム修理をご提案させていただきました。この作業は単純に短くカットするだけではなく、見た目のバランスや耐久性、履き心地を総合的に考慮しながら行う、非常に繊細な工程を伴います。

まず最初の工程として、シュータンを靴本体から慎重に取り外します。多くのスニーカーにおいて、シュータンはアッパー部分に縫い付けられているため、既存の縫製を一度解体する必要があります。この際、革や生地を傷めないように細心の注意を払いながら、糸を一本ずつ丁寧にほどいていきます。この下準備の精度が、仕上がりの美しさと強度に直結します。

シュータンを取り外した後は、実際にカットする長さを決定します。ここで重要なのは、単に「短くする」のではなく、「足首に当たらない最適な長さ」を見極めることです。お客様の足型や履き方、靴紐の締め具合などを考慮しながら、ミリ単位で調整していきます。今回のケースでは、足首への干渉を解消しつつ、デザインバランスも崩さない絶妙な長さに設定しました。

長さが決まった後は、シュータンの根元部分をカットし、断面を整えます。ここでの処理が甘いと、使用中にほつれや破れの原因となるため、補強を施しながら丁寧に仕上げていきます。素材によっては裏地の補強や芯材の調整を行うこともあり、単純なカット作業とは一線を画す工程です。

その後、再び靴本体へシュータンを縫い付けていきます。この縫製作業には専用のミシンや手縫い技術を駆使し、元の構造に近い強度を確保しながら、美しく仕上げていきます。縫い目の位置やピッチ(縫い幅)も元のデザインに合わせることで、修理後であることが分からない自然な仕上がりを目指します。

今回の仕上がりは、お客様からも「まるで最初からこの長さだったようだ」とお喜びいただける完成度となりました。実際にご試着いただいた際には、足首への干渉が完全に解消され、歩行時のストレスもなくなったとのことです。シュータンのわずかな調整が、ここまで履き心地を改善するのかと驚かれる方も多く、このようなカスタム修理の価値を実感していただける瞬間でもあります。

シュータン調整は、以下のようなお悩みをお持ちの方に特におすすめです。

・シュータンが長すぎて足首に当たる
・歩くたびにベロが押し戻されて違和感がある
・スニーカーのフィット感をもっと高めたい
・見た目を崩さずに履き心地を改善したい

また、今回のような長さ調整だけでなく、シュータンの厚み調整や位置変更、クッション追加なども対応可能です。靴は既製品でありながら、実はこうした細かなカスタマイズによって「自分だけの一足」に仕上げることができます。

近年では「スニーカー修理」や「靴カスタム」といったキーワードで検索される方も増えており、単なる修理にとどまらず、より快適な履き心地を求めるニーズが高まっています。特にアルフレッドバニスターのようなデザイン性の高いブランドシューズは、見た目を損なわずに機能性を向上させる技術が求められます。

当店では、こうしたスニーカー修理・カスタマイズにおいて豊富な実績を持ち、お客様一人ひとりの足に合わせた最適なご提案を行っております。今回のようなシュータン調整も、経験と技術が必要な作業ですが、細部まで丁寧に仕上げることで、長く快適にご愛用いただける一足へと生まれ変わります。

「靴が合わないのは仕方ない」と諦めてしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。靴は調整することで、驚くほど履き心地が変わる可能性を秘めています。足にフィットした靴は、日々の歩行を快適にし、身体への負担も軽減してくれます。

和歌山県のO様、この度は大切なスニーカーをお任せいただき誠にありがとうございました。これからも快適な履き心地で、日々の生活をお楽しみいただければ幸いです。

当店では、スニーカーのソール修理やオールソール交換、シュータン調整、サイズ調整など、幅広い靴修理・カスタマイズに対応しております。靴に関するお悩みがございましたら、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。皆様の大切な一足を、最良の状態へと導くお手伝いをさせていただきます。

ブランドストーンのサイドゴアブーツをオールソール交換修理|加水分解したソールをVibram1136でしっかり再生

鳥取県のS様、いつもご愛用いただき誠にありがとうございます。
このたびご依頼いただいたのは、ブランドストーンのサイドゴアブーツのオールソール交換修理です。長く履き込まれてきた大切な一足をお任せいただき、心より感謝申し上げます。

今回のご相談内容は、ソールの加水分解でした。見た目にはまだ履けそうに見える状態でも、ソール内部の素材が劣化し、歩行時に違和感が出たり、突然崩れてしまったりするのが加水分解の怖いところです。特に、日常使いしやすく、タウンユースから軽めのアウトドアまで幅広く活躍するブランドストーンのサイドゴアブーツは、気づけば長年履いていたという方も多く、ある日突然ソールの異変に気づくことも少なくありません。

今回の修理では、劣化したソールをしっかり取り外したうえで、EVAスポンジのミッドソールを使用し、マッケイ縫いで丁寧に組み上げ、最終的にVibram1136を採用して仕上げました。やや硬めのしっかりしたフィニッシュにはなりますが、その分、耐久性に優れ、安心して履き込める仕様となっています。これからまた、日常の外出はもちろん、たくさん歩く日やアクティブなシーンでも活躍してくれる一足に生まれ変わりました。

ブランドストーンのサイドゴアブーツは修理しながら長く履く価値のある靴です

ブランドストーンのサイドゴアブーツは、シンプルで洗練された見た目と、脱ぎ履きしやすい実用性の高さから、多くの方に長く支持されている人気のブーツです。サイドゴアならではのスマートなシルエットは、カジュアルスタイルにもきれいめな装いにも合わせやすく、年齢や性別を問わず愛用されているのが大きな魅力です。

さらに、ブランドストーンは見た目だけではなく、歩きやすさや使い勝手の良さにも定評があります。そのため、一度履き慣れると「他の靴より出番が多い」「つい毎日履いてしまう」という方も多く、気づいたころにはソールに疲労が蓄積しているケースも珍しくありません。特に、よく歩く方や通勤・通学・旅行などで頻繁に使っている方ほど、靴底への負担は大きくなります。

こうしたブーツは、ソールが傷んだからといってすぐに手放すのではなく、適切な靴修理を行いながら長く履く価値がある一足です。アッパーの状態が良く、革や本体のコンディションが保たれていれば、オールソール交換によって再び快適に履ける状態へ戻せる可能性は十分にあります。履き慣れたブランドストーンには、新品にはない足なじみや安心感があります。だからこそ、ソールのトラブルが起きた時には、買い替えだけではなく「修理して履き続ける」という選択肢をぜひ知っていただきたいと思っています。

ソールの加水分解とは?ブランドストーンのブーツでも起こりうる劣化です

今回のような加水分解によるソール劣化は、ブーツやスニーカー修理でよく見られる症状のひとつです。加水分解とは、ソールに使われている素材が空気中の水分などの影響を受け、時間の経過とともに分解・劣化してしまう現象を指します。見た目にはそれほど問題がなさそうでも、内部では素材がもろくなっていて、歩いた瞬間にボロボロと崩れたり、剥がれたりすることがあります。

特に、ポリウレタン素材を思わせるタイプのソールは、この加水分解の影響を受けやすいことで知られています。普段から履いている靴でも起こりえますし、逆にあまり履かずに保管していた靴でも進行することがあります。そのため、「最近履いていなかった靴を久しぶりに出したら、ソールが崩れた」というご相談も少なくありません。

ブランドストーンのサイドゴアブーツのように、丈夫で実用的なイメージのある靴であっても、ソール素材の経年劣化は避けられない部分があります。アッパーがまだきれいで、ゴア部分や本体のコンディションが良好であればあるほど、ソールだけが先に寿命を迎えてしまうのはもったいないことです。だからこそ、加水分解が起きた際には、ブーツ全体の状態を見ながら、適切なソール交換修理を行うことが非常に重要です。

今回の修理内容|EVAスポンジミッドソールとマッケイ縫いで安定感を確保

今回の修理では、まず劣化していた元のソールを丁寧に取り外し、ブーツ本体の状態を細かく確認しました。オールソール交換では、単純に底だけを貼り替えればよいわけではありません。靴本体との相性、ソールの厚み、仕上がりのバランス、歩行時の安定感など、いくつもの要素を考慮しながら修理方法を決めていく必要があります。

今回採用したのは、EVAスポンジのミッドソールです。EVA素材は軽量で扱いやすく、ブーツの構造に応じて調整しやすい特徴があります。見た目の重さを抑えつつ、必要なボリューム感やクッション性を確保しやすいため、オールソール交換修理でも非常に有効です。サイドゴアブーツのシルエットを大きく崩さず、実用性も考慮した構成として、今回の修理に適した選択となりました。

さらに、マッケイ縫いによってしっかりと仕上げています。マッケイ製法は、アッパー・中底・ソールを縫いで一体化させる方法で、すっきりとした見た目と柔軟な履き心地を両立しやすい点が特徴です。ブーツの構造や修理内容によって選択肢は変わりますが、今回はこの仕様にすることで、実用性と見た目のまとまりを両立できる仕上がりを目指しました。

靴修理は、ただ傷んだ部分を直すだけではなく、その靴が今後どう使われるかまで考えながら構成することが大切です。タウンユース中心なのか、歩く距離が長いのか、耐久性を優先するのか、軽さを重視するのか。そうした点を踏まえてソールを組み上げることで、見た目にも使用感にも納得のいく一足へ近づけていきます。

Vibram1136を採用した理由|耐久性を重視したオールソール交換

今回の仕上げには、Vibram1136を採用しました。Vibramソールは、靴修理やブーツ修理の分野で高い信頼を得ている素材であり、その耐久性と安定感から、多くの修理現場で選ばれています。なかでもVibram1136は、ワークテイストのあるブーツや実用性を重視した修理との相性が良く、しっかりした足元を作りたい時に非常に頼れるソールです。

今回のフィニッシュは、合成ゴムらしい少し硬めの仕上がりになっています。ただし、この「やや硬め」という特性は、決してマイナスではありません。むしろ、へたりにくく、すり減りにも強く、しっかり歩けるという点では大きなメリットになります。柔らかさを最優先したソールに比べると、足当たりの印象は少し異なるかもしれませんが、その分、耐久性を求める方には非常に向いています。

ブランドストーンのサイドゴアブーツは、街中での普段使いだけでなく、ちょっとした外歩きやアウトドア寄りのシーンでも活躍してくれる靴です。そうしたブーツにとって、ソールの安心感はとても重要です。見た目だけでなく、しっかり歩けること、長く使えること、気兼ねなく履けること。今回のVibram1136によるオールソール交換は、そうした実用面をしっかり支える構成になっています。

修理後の仕上がり|タウンユースからアウトドアまで再び活躍できる一足へ

今回の修理後、ブランドストーンのサイドゴアブーツは、見た目にも機能面にも安心感のある一足へと生まれ変わりました。加水分解していたソールをそのまま履き続けるのは危険を伴いますが、しっかりとオールソール交換を行うことで、再び日常の相棒として使える状態になります。

ブランドストーンの魅力は、どんな服装にも比較的合わせやすく、それでいて実用性が高いところにあります。デニムやワークパンツとの相性はもちろん、シンプルなコーディネートにも自然となじみ、普段の外出でつい手に取りたくなるブーツです。今回のように、耐久性重視で修理した一足であれば、通勤、買い物、旅行、散歩などのタウンユースはもちろん、少しアクティブに歩く日にも安心して履いていただけると思います。

「またガシガシ歩けるようになった」と感じていただけることは、靴修理に携わる側としてもとても嬉しいことです。お気に入りの靴は、履けなくなったから終わりではありません。必要なタイミングで適切な修理を行うことで、再び日常の中で活躍する存在へ戻すことができます。今回のブランドストーンも、まさにそうした一足になったのではないかと思います。

ブランドストーンのオールソール交換はこんな方におすすめです

ブランドストーンのサイドゴアブーツをお持ちで、ソールの劣化が気になっている方には、オールソール交換修理をおすすめしています。たとえば、ソールが割れてきた、崩れてきた、歩くと違和感がある、加水分解のような症状が見られる、まだ履きたいけれど修理できるかわからない、といったお悩みがある場合は、一度状態を確認する価値があります。

特に、アッパーはまだきれいなのに靴底だけが傷んでいる場合は、修理によって再び快適に履ける可能性が高いです。ブランドストーンは履きやすく汎用性の高いブーツだからこそ、ソール交換によって寿命を延ばせるメリットも大きい靴です。履き慣れたフィット感をそのまま活かしながら、足元の安全性と耐久性を取り戻せるのは、修理ならではの大きな魅力です。

大切な靴を長く快適に履くために

靴は毎日使うものだからこそ、気づかないうちに少しずつ負担が蓄積しています。特にブーツは丈夫なイメージがあるため、つい「まだ履ける」と思ってしまいがちですが、ソールの劣化や加水分解は放置しても自然には直りません。むしろ、症状が進んでしまうと、修理の難易度や負担が大きくなることもあります。

大切なのは、違和感が出た段階で早めに見直すことです。ソールの減り、ぐらつき、割れ、硬化、崩れなど、少しでも気になることがあれば、早めのメンテナンスや靴修理を検討することで、お気に入りの一足をより長く、より快適に履くことができます。今回のブランドストーンのサイドゴアブーツも、適切なオールソール交換によって、これからまたしっかり活躍してくれる状態へと整いました。

鳥取県のS様、このたびもご依頼いただきありがとうございました。
長く履いてこられた大切なブランドストーンが、これからまた安心して使える一足として活躍してくれることを願っております。タウンユースからアウトドアまで、ぜひ再びガシガシ履いてください。

当店では、ブランドストーンをはじめ、サイドゴアブーツ修理、オールソール交換、Vibramソール交換、加水分解した靴の修理など、さまざまなご相談に対応しております。お気に入りの靴をこれからも長く快適に履いていただくために、一足一足の状態を見ながら、丁寧に修理を行っています。靴に関するお悩みがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。大切な一足の再生を、心を込めてお手伝いいたします。


ブランドストーンのサイドゴアブーツをオールソール交換修理|加水分解したソールをVibram1136で再生

メタディスクリプション

ブランドストーンのサイドゴアブーツをオールソール交換修理。加水分解したソールを取り外し、EVAスポンジミッドソールとマッケイ縫いで構成し、Vibram1136で耐久性の高い仕様へ。ブランドストーン修理やサイドゴアブーツ修理のご相談はお気軽にどうぞ。

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神奈川県S様ご依頼|リックオエンス スニーカー かかと補修・ソール縫製修理レポート

このたびは、神奈川県にお住まいのS様より、大切に履き続けてこられたリックオエンスのスニーカーをお預かりし、補修修理を行いました。デザイン性の高さと独特の存在感で多くのファンを魅了するRick Owensのシューズは、単なる履物としてだけでなく、スタイルを完成させる重要なピースでもあります。

今回のご依頼は「かかと部分に穴が開いてしまった」「ソール側面の縫い目がほつれてきた」という症状で、履き心地と耐久性の両面に影響が出始めている状態でした。お気に入りの一足をこれからも安心して履き続けたいというお客様の想いにお応えするため、構造面からしっかりと見直す修理を実施しました。


ご依頼時の状態|かかとの穴と縫製の緩み

お預かりしたスニーカーを確認すると、かかと内部のライニングに摩耗が進み、芯材付近まで穴が広がっていました。これは歩行時の荷重が集中することで起こりやすい症状で、特にソールが厚くクッション性の高いモデルでは、内部で足がわずかに動くことにより摩耗が進行しやすくなります。

また、ソール側面の縫製部分にも糸の緩みが見られました。デザイン的にボリュームのあるソールは歩行時の屈曲が大きく、縫製への負担も大きくなります。この状態を放置すると、ソールの浮きや剥がれにつながる可能性があるため、早めの補修が重要です。


修理方針|構造を整える「傾斜板」と縫製補強

S様のスニーカーは単純な穴埋めではなく、内部のバランスを整える必要がありました。かかとの摩耗が進むと足の位置が下がり、履き心地の違和感や姿勢の崩れにつながることがあります。そこで今回は、穴の補修と同時に高さ補正を行う「傾斜板」を内部に設置する方法を採用しました。

傾斜板は、かかと部分にわずかな角度をつけて設置することで、足の収まりを安定させる役割を持ちます。これにより、摩耗しやすい一点への負荷を分散し、再発防止にもつながります。見えない部分の調整ではありますが、履き心地を大きく左右する重要な工程です。

同時に、ソール側面の縫製についてはオパンケ縫いミシンを使用して再縫製を行いました。オパンケ縫いはソールとアッパーを立体的に縫い合わせる技法で、強度を高めながらデザインの雰囲気を損なわないのが特徴です。


作業工程|分解から再構築まで

修理はまず、かかと内部の摩耗部分を丁寧にクリーニングし、劣化した素材を除去するところから始まります。傷んだ部分をそのまま残すと接着や補修材の定着が悪くなるため、下地を整えることが仕上がりの質を左右します。

次に、足の収まりを確認しながら傾斜板の厚みと角度を調整。ミリ単位の違いが履き心地に影響するため、実際の形状に合わせて加工を行いました。設置後はクッション材とのバランスを取り、内部に段差が出ないよう滑らかに整形します。

かかとの穴部分には耐久性の高い補強材を用い、周囲と自然につながるよう成形。内装材を復元することで、外観だけでなく足当たりも改善しました。

続いてソール側面の縫製補修に移ります。オパンケ縫いミシンは立体物を安定して縫えるため、厚みのあるソールでも均一なピッチで縫製が可能です。糸のテンションを調整しながら、元のラインに沿って縫い直し、ソール全体の一体感を回復させました。

最後に全体のバランスをチェックし、歩行時の安定性と見た目の自然さを確認して作業完了となります。


仕上がり|安心して履ける状態へ

修理後のスニーカーは、かかとのホールド感が明確に改善し、足を入れた瞬間の安定感が向上しました。傾斜板による高さ補正により、足の位置が適正に保たれ、歩行時のブレも軽減されています。

ソール側面の縫製も均一に整い、デザインの雰囲気を損なうことなく強度を回復。外観からは修理箇所が目立たない自然な仕上がりとなりました。S様にも「履き心地が戻っただけでなく、むしろ安定した」とご満足いただくことができました。


デザイン性の高いスニーカーほど修理価値が高い理由

リックオエンスのシューズのように個性の強いデザインは、同じ履き心地を持つ代替品が見つかりにくいという特徴があります。そのため、ダメージが出ても修理によって履き続ける価値が非常に高いと言えます。

また、履き込まれた靴は足の形に合わせて変化しているため、新品よりもフィット感が良いことも少なくありません。構造を理解したうえで適切に補修することで、その履き心地を保ったまま寿命を延ばすことが可能です。


長く履くためのメンテナンスのポイント

今回のようなダメージを防ぐためには、日頃のケアも重要です。

・連続して履かず休ませる
・内部を乾燥させる
・摩耗が軽いうちに補修する

これらを意識するだけで、靴の寿命は大きく変わります。特にかかと内部は見えにくい部分のため、違和感を感じた時点での点検がおすすめです。


おわりに|お気に入りをこれからも

今回の修理は、単なる補修ではなく、履き心地と構造を整えることで「これから先も履ける状態」を作る作業でした。お気に入りの靴を長く楽しむことは、ファッションの楽しみを広げるだけでなく、モノを大切にする豊かさにもつながります。

かかとの穴や縫製のほつれなど、小さなトラブルでも早めに対処することで修理の幅は広がります。履き心地に違和感を感じたときは、ぜひお気軽にご相談ください。

これからも、大切な一足に新たな価値と安心をお届けできるよう、一足一足丁寧に向き合ってまいります。

福岡県 S様 本間ゴルフ ゴルフシューズのオールソール交換修理 本革仕様のモデルです

福岡県にお住まいのS様より、大切に履き続けてこられたゴルフシューズをお預かりしました。今回ご依頼いただいたのは、老舗ゴルフブランドである本間ゴルフのシューズです。長年愛用されてきたことが一目で分かる一足で、革の風合いや履きジワからも、これまで多くのラウンドを共にしてきた歴史が感じられました。

このモデルの特徴は、現在ではあまり見かけなくなった「本革ソール仕様」であることです。近年のゴルフシューズは軽量化や防水性を重視したラバーや合成素材が主流ですが、本革ソールは足なじみの良さと独特のしなやかさを持ち、履き込むほどにフィット感が増していくという魅力があります。一方で、水分や乾燥の影響を受けやすく、適切なメンテナンスを行わないと劣化が進みやすいという側面もあります。

今回のシューズも、ソール全体に経年変化は見られたものの、特に問題となっていたのはスパイクを取り付けるメスネジ周辺でした。プレート式のメスネジが埋め込まれている構造で、長年の使用による負荷の蓄積により、周囲の革に細かな亀裂が発生し、さらに金属部分にはサビも確認できる状態でした。このまま使用を続けると、スパイクの固定力が弱まり、プレー中の安定性に影響する可能性があるため、今回はソール交換とメスネジの仕様変更を含めた修理をご提案しました。

まずは既存のソールを丁寧に取り外す作業からスタートします。本革ソールは接着だけでなく縫製も併用されていることが多く、無理に剥がすとアッパー側を傷めてしまう恐れがあります。そのため、接着層を少しずつ緩めながら、縫い糸を一本ずつ外していく慎重な工程が必要です。時間と手間のかかる作業ではありますが、ここを丁寧に行うことで仕上がりの精度と耐久性が大きく変わってきます。

ソールを分解すると、内部の状態も確認できるようになります。今回のシューズは内部構造自体はしっかりしており、大きな損傷は見られませんでした。ただし、メスネジのプレート周辺には負荷が集中していたため、革の繊維が弱くなっている部分があり、補強を行う必要がありました。補強材を入れ、荷重が一点に集中しないようバランスを整えることで、今後の耐久性を高めていきます。

次に、新しいソールの作成です。オリジナルの雰囲気を損なわないよう、本革の質感と厚みを意識しながら素材を選定しました。ゴルフシューズの場合、歩行時だけでなくスイング時のねじれや踏み込みにも耐える必要があるため、柔軟性と強度のバランスが重要になります。適度なコシを持たせつつ、足裏の感覚が伝わるような仕上がりを目指して加工を進めました。

そして今回の修理の大きなポイントとなるのが、メスネジの仕様変更です。従来のプレート一体型から、より耐久性に優れた独立タイプへと交換しました。この構造は、スパイクの着脱時にかかる力を分散しやすく、万が一一箇所に負担がかかっても周囲への影響を最小限に抑えられるメリットがあります。また、将来的なメンテナンスのしやすさという点でも優れており、長く履き続けたい方には非常に相性の良い仕様です。

新しいメスネジを正確な位置に固定した後、ソール全体を組み上げていきます。接着と縫製を併用し、強度を確保しながら見た目の美しさにも配慮しました。コバ周りの仕上げでは、革の断面を滑らかに整え、色味を調整して全体の一体感を高めています。細部の仕上げこそが、修理後の完成度を大きく左右する部分です。

最終工程では、スパイクの装着テストと歩行チェックを行い、接地感や安定性を確認します。独立タイプのメスネジに変更したことで、スパイクの固定力は非常にしっかりしており、踏み込み時の安定感も向上しました。革ソール特有のしなやかさも保たれており、履き慣れた感覚を損なわない仕上がりになっています。

修理を終えたシューズは、見た目にも機能面でも新たな寿命を得た状態です。長年履き込まれた靴には、新品にはないフィット感や愛着があります。その魅力を残しながら、弱くなった部分だけを的確に補強・交換することが、私たち靴修理の役割だと考えています。

ゴルフシューズは、プレーのパフォーマンスを支える重要な道具のひとつです。特に交換式スパイクのモデルは、定期的な点検やメンテナンスを行うことで、驚くほど長く使い続けることができます。ソールやネジ部分の状態をチェックし、早めに対応することが結果的に靴の寿命を延ばすことにつながります。

S様のシューズも、今回の修理によってこれから先のラウンドを再び安心して楽しんでいただける状態になりました。履き慣れた一足でコースに立つ安心感は、何物にも代えがたいものです。新しく生まれ変わったソールとメスネジが、これからのプレーをしっかりと支えてくれることでしょう。

私たちにとって、お客様の大切な靴を再び使える状態に戻し、その先の時間に寄り添えることが何よりの喜びです。これからも一足一足と真摯に向き合いながら、長く愛用できる修理を心がけていきたいと思います。

もしお手元に、ソールの劣化やスパイク周りの不具合が気になるゴルフシューズがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。古いモデルであっても、適切な方法を選べば再び活躍できる可能性は十分にあります。

S様、この度は大切な一足をお任せいただき誠にありがとうございました。新しくなった履き心地とともに、これからも素晴らしいゴルフライフをお楽しみいただければ幸いです。⛳️

千葉県I様ご依頼|Reebok インスタポンプフューリー 前後分割ソールの弱点を克服

オパンケ縫いによる「剥がれない」ソール修理事例

今回ご紹介するのは、千葉県にお住まいのI様よりご依頼いただいた、
Reebok(リーボック)インスタポンプフューリーのソール修理事例です。

インスタポンプフューリーは、1990年代に登場して以来、
革新的なデザインと機能性でスニーカーファンを魅了し続けている名作モデルです。
空気でフィット感を調整する「ポンプシステム」、
そして最大の特徴でもある前後に分割された独特のソール構造は、
今なお色褪せることのない存在感を放っています。

しかし、その個性的な構造ゆえに、
ソール剥がれというトラブルが起こりやすいモデルであることも、
多くのオーナー様が直面する現実です。


インスタポンプフューリー特有の「剥がれやすさ」の正体

インスタポンプフューリーのソールは、
一般的なスニーカーとは大きく異なり、
前足部と踵部が完全に分離した構造になっています。

この構造は、

・着地時の衝撃分散
・足の動きに合わせた柔軟な屈曲
・独特のビジュアルデザイン

といったメリットをもたらしますが、
修理の視点で見ると、明確な弱点も存在します。

それが、
接着面積が少なく、負荷が一点に集中しやすいという点です。

歩行時や着地の瞬間、
前後のソールそれぞれに強い力がかかり、
特に屈曲やねじれが発生する部分では、
接着剤だけに頼った構造では限界が生じやすくなります。

I様のインスタポンプフューリーも、
まさにこの構造的な弱点によって、
ソールの剥がれが目立つ状態となっていました。


「接着だけでは不安」という正直な不安

スニーカー修理において、
ソール剥がれ=ボンド接着、
というイメージをお持ちの方は多いかと思います。

もちろん、適切な下処理と接着剤を使えば、
ボンド接着だけでも十分なケースはあります。

しかし、
インスタポンプフューリーのような分割ソール構造の場合、
「再び同じ箇所が剥がれてしまうのではないか」
という不安を完全に拭い去るのは難しいのが現実です。

I様からも、
「できるだけ長く、安心して履きたい」
というご要望をいただいていました。

そこで今回選択したのが、
オパンケ縫いミシンによる縫い付け修理です。


オパンケ縫いとは何か?

スニーカー修理における“切り札”

オパンケ縫いとは、
靴底とアッパーを直接ミシンで縫い付ける製法・修理技術のことです。

この縫製を行うためには、
通常のミシンでは対応できず、
専用のオパンケ縫いミシンが必要となります。

最大の特徴は、
接着剤に頼らず、
物理的にソールを固定できるという点です。

・剥がれにくい
・ねじれや屈曲に強い
・経年劣化の影響を受けにくい

これらのメリットがあり、
特に構造的に負荷が集中するスニーカーには、
非常に相性の良い修理方法です。


今回の修理工程|見えない部分こそ丁寧に

今回の修理では、
まず既存の接着状態を確認し、
ソールとアッパーの間を丁寧に処理しました。

劣化した接着剤や汚れを除去し、
縫製に適した状態へと下準備を行います。

その後、
オパンケ縫いミシンを使い、ソール全周をしっかり縫い付け

この工程により、

・前足部
・踵部

それぞれが独立して動く構造でありながら、
アッパーとの結合強度を大幅に高めることができます。

見た目だけでなく、
実際に履いたときの安心感が、
接着修理とは明らかに異なります。


縫い付け修理がもたらす「安心して履ける」という価値

縫い付けによるソール修理は、
単に「剥がれを直す」ためだけのものではありません。

・歩行時の不安がなくなる
・力強く踏み込める
・スニーカー本来の性能を取り戻せる

こうした体感的な変化が、
日常使いの中で大きな差となって現れます。

特にインスタポンプフューリーは、
デザイン性だけでなく、
アクティブな動きにも対応できるモデルです。

だからこそ、
構造そのものを強化する修理が重要なのです。


思い出と共に履き続けるために

靴は、ただの履き物ではありません。
一緒に出かけた場所、
過ごした時間、
積み重ねてきた思い出が詰まっています。

「もう剥がれてしまったから仕方ない」
そう諦めてしまう前に、
修理という選択肢があることを知っていただけたらと思います。

今回のI様のインスタポンプフューリーも、
縫い付け修理によって、
再び安心して履ける状態へと生まれ変わりました。


インスタポンプフューリーのソール剥がれでお悩みの方へ

・何度も剥がれてしまう
・接着修理に不安がある
・長く履き続けたい

そんな方には、
オパンケ縫いによるソール修理という選択肢を、
ぜひ知っていただきたいと思います。

お持ちの靴が、どんな状態でも構いません。
一足一足、構造を見極め、
最適な修理方法をご提案いたします。

岐阜県S様よりお預かりしたブランドストーン・サイドゴアブーツ ――加水分解したソールを一新し、再び“履ける相棒”へ――

今回ご紹介するのは、岐阜県にお住まいのS様よりお預かりした
Blundstone(ブランドストーン)サイドゴアブーツのオールソール交換修理事例です。

ブランドストーンといえば、オーストラリア発祥のワークブーツブランドとして世界的に知られ、
・脱ぎ履きのしやすさ
・タフな使用環境への耐久性
・シンプルで飽きのこないデザイン

これらを兼ね備えたブーツとして、長年多くのファンに愛され続けています。
S様の一足も、日常使いからアウトドアシーンまで幅広く活躍してきたことが、ブーツ全体の表情からしっかり伝わってきました。

しかし今回、大きな問題となっていたのが――
ソールの加水分解による深刻な劣化です。


見た目はまだ履けそう…しかし内部では崩壊が進行

お預かりした時点で、アッパー(甲革)やゴア部分の状態は比較的良好でした。
ところが、ブーツを手に取って軽く曲げた瞬間、違和感がはっきりと伝わってきます。

ソールの一部には亀裂が入り、
さらに内部ではポリウレタン素材が崩れ、粉を吹くような状態に。

これはブランドストーンに限らず、
・ポリウレタンミッドソール
・長期保管
・使用頻度の低下

といった条件が重なることで起こる、典型的な加水分解症状です。

「ある日突然、歩いていたらソールが割れた」
「久しぶりに履こうとしたら、ボロボロ崩れた」

S様もまさに、そんな不安とショックを感じられていたのではないかと思います。


なぜ部分修理ではなく、オールソール交換なのか

この状態でよくあるご質問が、
「割れた部分だけ直せませんか?」というものです。

結論から言うと、加水分解が始まったソールは部分修理が不可能です。

✔ 表面だけ補修しても内部は劣化したまま
✔ 接着しても、周囲が次々と崩れる
✔ 結果的にすぐ再修理が必要になる

そのため今回は、ソールを完全に分解し、ゼロから作り直すオールソール交換修理を選択しました。

これはコストも手間もかかる修理ですが、
「これからも安心して履ける一足にする」ためには、最も確実な方法です。


ソール分解作業 ―― ブーツを傷めないための慎重な工程

まずは既存のソールを慎重に取り外します。

ブランドストーンは一見シンプルな構造に見えますが、
実際にはソール側面にPU素材が回り込むように成形されており、
無理に剥がすとアッパーを傷めるリスクがあります。

そこで、

・熱をかけながら接着層を緩め
・革へのダメージを最小限に抑えつつ
・ミッドソール、アウトソールを完全に除去

この工程は、経験と感覚がものを言う作業です。

無事に分解が完了すると、内部の劣化状態がはっきり確認できました。
やはりポリウレタンは原形をとどめておらず、
このままでは歩行に耐えられない状態でした。


EVAスポンジミッドソールで「加水分解しない構造」へ

今回の修理で最も重要なポイントが、
新しく作り直すミッドソール素材の選定です。

私たちが選んだのは、
👉 EVAスポンジ(エチレン酢酸ビニル)

EVAスポンジの特徴は、

・軽量でクッション性が高い
・耐久性に優れる
・加水分解しにくい
・長期間の使用・保管に強い

まさに、今後長く履くために最適な素材です。


縫い付けによる強固なミッドソール構造

EVAスポンジを適切な厚みに調整した後、
今回は接着のみではなく、しっかりと縫い付ける構造を採用しました。

✔ 歩行時のねじれに強い
✔ 接着剥がれのリスクを軽減
✔ 長期使用でも安心感が段違い

ブランドストーン本来の履き心地を損なわないよう、
足当たりや反り具合にも細心の注意を払いながら仕上げています。


Vibram1136アウトソールで実用性を最大化

アウトソールには、
Vibram(ヴィブラム)1136を使用しました。

このソールは、

・グリップ力が高い
・摩耗に強い
・タウンユースからアウトドアまで対応
・見た目がゴツすぎず、サイドゴアと相性が良い

という特長を持ち、ブランドストーンの雰囲気を壊さない優秀なモデルです。

EVAミッドソールとの相性も良く、
クッション性と安定感のバランスが非常に優れた一足に仕上がりました。


仕上がり ――「また履ける」から「また出かけたい」へ

すべての工程を終え、完成したブーツを手に取ると、
見た目にも、履き心地にも、明らかな変化を感じます。

・安定感のある接地
・不安のない踏み出し
・それでいて重くなりすぎない軽快さ

まさに、
「新しい命が吹き込まれた」
そんな表現がぴったりの仕上がりです。

S様の大切な一足が、
また新しい冒険に出かけられる状態へと生まれ変わりました👞✨


靴は直せば、また活躍できる

今回の修理を通して改めて感じるのは、
靴は消耗品でありながら、再生できる道具でもあるということです。

思い出が詰まった靴
足に馴染んだ靴
もう同じものが手に入らない靴

そんな一足だからこそ、
「捨てる」ではなく「直す」という選択肢を、ぜひ知ってほしいと思っています。


私たちの使命は、靴に“次の時間”を与えること

どんなに傷んだ靴でも、
状態を見極め、適切な方法を選べば、
もう一度、安心して履ける一足へと生まれ変わります。

ブランドストーンに限らず、
・加水分解
・ソール剥がれ
・クッション劣化
・履き心地の悪化

どんな靴のトラブルでも、まずはお気軽にご相談ください🛠️
お客様の笑顔と、「また履けるようになった」という一言が、
私たちにとって何よりのやりがいです😊

新潟県 I様 ブランドストーン 加水分解したソールをオールソール交換修理 Vibram528Kにて

新潟県のI様よりお預かりした、ブランドストーンのサイドゴアブーツ


オーストラリア発祥のこのブーツは、シンプルで無駄のないデザインと高い実用性から、天候を問わず日常使いできる定番モデルとして、多くのファンに支持されています。I様も長年愛用されてきた一足とのことで、今回の修理には「また安心して履き続けたい」という強い想いが込められていました。

しかし、お預かりした時点でのブーツの状態は決して良好とは言えませんでした。
最大の問題はソールの加水分解です。ブランドストーンに多く採用されているポリウレタン系のミッドソールは、クッション性に優れる反面、長期間の使用や保管環境によって水分と反応し、内部から劣化が進行します。見た目にはまだ履けそうに見えても、実際にはソールが脆くなり、歩行中に突然崩れてしまうリスクを抱えている状態でした。

I様のブーツも例外ではなく、アウトソールの縁から劣化が進み、ソール全体が浮いたような感触になっていました。このまま接着のみで補修を行っても、根本的な解決にはなりません。そこで今回は、オールソール交換修理をご提案し、ブーツを土台から作り直す形で再生を図ることにしました。

まず行うのは、既存ソールの完全分解作業です。
加水分解したポリウレタンは粉状になって崩れやすく、靴本体側に残りやすいため、ここをいかに丁寧に除去できるかが仕上がりを大きく左右します。中途半端に残してしまうと、新しいミッドソールの接着や縫い付けに悪影響を及ぼすため、時間をかけて慎重に清掃と下地処理を行いました。

靴本体が本来持っている形状を崩さないよう、左右のバランスを確認しながら作業を進め、次の工程へと移ります。

今回、新たに採用したミッドソール素材はEVAスポンジです。
EVAは軽量でありながら適度な反発力を持ち、歩行時の衝撃をしっかり吸収してくれる素材です。また、ポリウレタンと比べて加水分解のリスクが低く、日常使いのブーツには非常に相性が良いのも特徴です。

このEVAスポンジを、靴の底面形状に合わせて成形し、マッケイ縫いによって靴本体へしっかりと縫い付けていきます。接着だけに頼らず、縫製を併用することで、耐久性と安定感が大幅に向上します。サイドゴアブーツは脱ぎ履きの際に負荷がかかりやすいため、この「縫い」の工程は非常に重要です。

ミッドソールが安定したところで、次に取り付けるのがアウトソールです。
今回I様にお選びいただいたのは、Vibram528K。Vibramソールの中でも、日常使いに優れたバランス型のモデルで、耐摩耗性とグリップ力の高さが特徴です。路面状況を選ばず、雨の日でも安心して履けるため、ブランドストーンのブーツとの相性は抜群と言えるでしょう。

Vibram528Kは、適度な厚みと柔軟性を兼ね備えており、歩行時の安定感を高めつつ、ゴツすぎないシルエットを保てる点も魅力です。ブーツ全体の雰囲気を損なわず、オリジナルのイメージを尊重した仕上がりを目指しました。

アウトソールの貼り付け後は、圧着・乾燥工程を経て、最終的な仕上げ作業に入ります。
コバ周りのラインを整え、余分な接着剤を除去し、全体のバランスを再確認。さらに、アッパー部分にはクリーニングと保湿を施し、革本来の艶を引き出すための磨きを行いました。

長年履き込まれたブーツだからこそ、革には独特の表情があります。その風合いを消してしまわないよう、過度な磨きは避けつつ、自然な光沢を与えることを意識しています。

こうして完成したブランドストーンのサイドゴアブーツは、見た目にも機能面にも、新たな命が吹き込まれました。
加水分解による不安は解消され、EVAミッドソールとVibram528Kの組み合わせによって、これからの日常をしっかり支えてくれる一足へと生まれ変わっています。

靴修理は、単に壊れた部分を直す作業ではありません。
お客様がその靴とともに歩んできた時間や思い出を受け取り、これから先の時間へとつなげていく仕事です。新品を買えば簡単かもしれませんが、履き慣れた靴、足に馴染んだ靴には代えがたい価値があります。

「まだ履けるだろうか」「修理して意味があるだろうか」
そんな迷いがある靴こそ、一度ご相談ください。状態を見極め、その靴にとって最適な修理方法をご提案いたします。

今回のI様のブランドストーンのように、適切な修理を施すことで、靴は再び日常の相棒として活躍してくれます。
足元から始まる毎日を、これからも安心して楽しんでいただければ幸いです。

大切な靴を、もう一度輝かせたい方。
私たちは、心を込めてそのお手伝いをいたします。

倉敷市 A様 Rossi ロッシ サイドゴアブーツ 加水分解したソールを オールソール交換修理した

倉敷市にお住まいのA様より、大切に履き続けてこられた Rossi(ロッシ)サイドゴアブーツ の修理をご依頼いただきました。


今回のご相談内容は、ブーツのソール部分に起きた 加水分解による深刻な劣化。見た目以上に内部が傷んでおり、部分的な補修では対応が難しい状態だったため、オールソール交換修理を行うことになりました。

このRossiのサイドゴアブーツは、長年にわたりA様の日常を支えてきた一足。
通勤や外出、時には多少ハードな環境でも履かれていたとのことで、ブーツとしては「本来あるべき使われ方」をしてきた靴だと感じました。履きジワや革の表情からも、単なるファッションアイテムではなく、生活の中にしっかりと溶け込んだ相棒であることが伝わってきます。

しかし、どんなに大切に履いていても避けられないのが、ソール素材の経年劣化です。
特に今回のように、ソール内部にポリウレタン系素材が使われている場合、空気中の湿気と化学反応を起こし、時間の経過とともに分子構造が壊れていきます。これが「加水分解」と呼ばれる現象で、外見上は問題がなさそうでも、突然ボロボロと崩れたり、接着が効かなくなったりするのが特徴です。

A様のブーツも、アウトソールだけでなく、その下のミッドソール部分まで劣化が進行していました。
この状態では、表面だけを貼り替えても長くは持ちません。そこで今回は、劣化したソール一式を完全に取り除き、構造から作り直すオールソール交換を行う判断をしました。

まず最初の工程は、既存ソールの分解作業です。
加水分解した素材は、通常のゴムや革と違い、非常に脆く、かつ粘つきが残ることがあります。そのため、力任せに剥がすとアッパー(甲革)を傷めてしまう危険があります。
状態を確認しながら、熱を加え、少しずつ、革に負担をかけないよう慎重に除去していきました。

ソールを取り外した後は、靴底全体のクリーニングと下処理を行います。
劣化した素材の残骸や古い接着剤を丁寧に取り除き、次に取り付けるミッドソールがしっかりと密着するよう、底面を整えていきます。この工程は見えない部分ではありますが、仕上がりの耐久性を大きく左右する非常に重要な作業です。

今回、新たにミッドソールとして使用したのは EVAスポンジ素材
EVAは軽量でクッション性が高く、加水分解のリスクが低い素材です。歩行時の衝撃をしっかり吸収しつつ、長時間履いても疲れにくいため、日常使いのブーツには非常に相性が良い素材と言えます。

このEVAミッドソールは、単に接着するだけでなく、マッケイ縫いによって靴本体にしっかりと固定しました。
マッケイ縫いは、インソールからアウトソールまでを一気に縫い通す製法で、軽さと屈曲性に優れるのが特徴です。サイドゴアブーツのように、歩きやすさと足馴染みが重要な靴には非常に適した構造となります。

縫製後、最終仕上げとして取り付けたアウトソールは Vibram(ビブラム)1136ソール
このソールは、耐摩耗性に優れ、グリップ力と安定感のバランスが非常に良いモデルです。日常的にガシガシ履く方や、舗装路・多少ラフな路面を問わず使用される方には特におすすめできるソールです。

見た目にもRossiの無骨さと相性が良く、ブーツ全体の雰囲気を損なうことなく、むしろより「道具感」のある佇まいに仕上がったのではないかと思います。
新品のように生まれ変わりながらも、長年履き込まれたアッパーの表情はそのまま残り、まさに「再生された一足」となりました。

修理後は、構造的にも強度が向上しており、これから先も安心して履き続けていただけます。
新品を買い替えるという選択肢もある中で、思い入れのある靴を修理して使い続けるという決断は、決して簡単なものではありません。しかし、その選択には、ものを大切にする気持ちや、履き慣れた一足への愛着が詰まっています。

靴修理という仕事をしていて感じるのは、「修理=延命」ではなく、「修理=価値の再発見」だということです。
今回のRossiサイドゴアブーツも、オールソール交換によって、これから先の時間を再びA様と共に歩んでいく準備が整いました。

ぜひ、これからも遠慮なく、ガシガシ履いていただければと思います。
履き込んで、またソールが減ったら、その時は再び手を入れればいい。そうやって付き合っていけるのが、良い靴、そして修理できる靴の魅力です。

この度は、大切なブーツの修理をお任せいただき、誠にありがとうございました。
また何かございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

埼玉県 I様 NIKE(ナイキ)JORDAN TATUM 1 特殊構造バスケットシューズのソール張替え修理事例

今回ご紹介する修理事例は、埼玉県にお住まいのI様よりご依頼いただいた、NIKE(ナイキ)JORDAN TATUM 1(ジョーダン テイタム1)のソール張替え修理です。

JORDAN TATUM 1は、NBAプレイヤーであるジェイソン・テイタムのシグネチャーモデルとして開発されたバスケットボールシューズで、軽量性と反発力、そして独特なデザインが特徴の一足です。競技用として設計されているため、一般的なスニーカーとは構造が大きく異なり、修理においても注意が必要なモデルになります。

■ ご依頼内容と靴の状態

I様からのご相談内容は
「ソールの底面がかなり削れてきたため、オールソール交換修理をしてほしい」
というものでした。

実際に靴をお預かりして確認すると、アウトソールの摩耗はかなり進行しており、特につま先から前足部にかけて大きく削れています。競技用シューズらしく、踏み込みやターン動作が多い履き方をされていたことがよく分かる状態でした。

ただし、問題は単純な「すり減り」だけではありませんでした。

■ JORDAN TATUM 1の特殊なソール構造

JORDAN TATUM 1を分解せずに内部構造を確認すると、
靴本体(アッパー)とアウトソールの間に非常に大きな空間が設けられており、その内部に**エアーバッグ(クッション構造)**が仕込まれている、かなり特殊な設計になっていることが分かりました。

この構造は、

  • 軽量化

  • 高いクッション性

  • 瞬発的な反発力

を実現するためのもので、競技用としては非常に理にかなっています。しかし、靴修理の観点から見ると、この構造は大きなリスクを伴います。

■ オールソール交換が難しい理由

当初ご希望されていたオールソール交換修理ですが、JORDAN TATUM 1の場合、以下の問題点がありました。

まず、アウトソールを完全に取り外してしまうと、

  • 側面の仕上げ(跡形処理)を綺麗に行える可能性が低い

  • エアーバッグや内部構造を損傷するリスクが高い

という点が挙げられます。

また、このモデルは、一般的なカップソールやフラットなソールとは異なり、立体的かつ複雑な形状をしています。そのため、ソールを取り外した後に、
「新しいソールを確実に装着できるかどうか」
「接着強度を十分に確保できるか」
という判断自体が、事前に確定できない構造でした。

無理にオールソール交換を行った場合、見た目が大きく崩れてしまったり、実用に耐えない仕上がりになる可能性もあります。そこで今回は、リスクの高い修理は避け、確実性を優先した修理方法へ切り替える判断をしました。

■ 修理方針の変更について

I様とご相談の上、今回はオールソール交換ではなく、
底面を平らに削り込み、新たにアウトソールを貼り付ける「ソール張替え修理」
という方法を採用しました。

この方法であれば、

  • 元のデザインを大きく崩さない

  • 内部構造(エアーバッグ)に手を加えずに済む

  • 接着強度を安定して確保できる

といったメリットがあります。

競技用シューズの場合、「理論上できる修理」よりも「実際に問題なく履える修理」を選ぶことが非常に重要です。

■ 使用するソール材:Vibram 298C

今回使用したのは、Vibram(ビブラム)298Cです。
このソールは、

  • 高い耐摩耗性

  • 屋内外で安定したグリップ力

  • 比較的薄く、加工しやすい

という特徴があり、今回のように「底面を削り込んで貼る」修理に非常に適しています。

バスケットシューズ特有の接地感を大きく損なわず、実用性を確保できる点も選定理由の一つです。

■ 修理工程:底面の削り込み

まずは、摩耗して凹凸が激しくなっている底面を、専用の機械でフラットになるまで削り込みます。

この工程では、

  • 削りすぎないこと

  • 内部構造に影響を与えないこと

が重要です。特にJORDAN TATUM 1は、内部に空間があるため、感覚だけで削ると危険です。削り具合を常に確認しながら、慎重に作業を進めます。

底面がきれいに整ったら、接着力を高めるための下処理を行います。

■ Vibram298Cの貼り付け作業

下処理が完了した底面に、専用のボンドを使用してVibram298Cを貼り付けます。
圧着後は十分な時間をかけて固定し、剥がれやズレが起きないようにします。

ソールの縁は、元のデザインに極力馴染むよう、丁寧に成形・仕上げを行います。完全なオリジナル再現ではありませんが、違和感なく自然な見た目に仕上げることを意識しています。

■ 修理完了・仕上がりについて

修理完了後は、

  • 底面の摩耗は完全に解消

  • グリップ力も回復

  • 元のデザインを活かしたまま実用可能

な状態になりました。

オールソール交換を無理に行わなかったことで、JORDAN TATUM 1本来の構造と履き心地を大きく損なうことなく、今後も使用できる仕上がりになっています。

■ まとめ:競技用シューズの修理について

近年のナイキやジョーダンブランドのバスケットシューズは、非常に高度で複雑な構造をしています。そのため、
「すり減った=必ずオールソール交換できる」
というわけではありません。

靴の構造を正しく見極め、
できる修理・やるべき修理・やらない方がいい修理
を判断することが、長く安全に履くためには重要です。

JORDAN TATUM 1のようなモデルでお悩みの方は、まずは状態確認からお気軽にご相談ください。


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