「New Balance 1400のベロがボロボロ剥がれてきた」
「合皮が劣化して見た目が悪くなってしまった」
「お気に入りだから捨てたくないけれど、修理できるのかわからない」
そんなお悩みをお持ちの方は少なくありません。

今回は、愛知県のM様よりご依頼いただいた New Balance 1400のベロ(タン)部分の合皮剥がれ修理 をご紹介します。ニューバランス1400は履き心地の良さと美しいシルエットで根強い人気を誇るモデルですが、長年履いているとベロの表面に使われている合皮が劣化し、ひび割れや剥がれが起こることがあります。
見た目の問題だけでなく、劣化した合皮がポロポロ落ちてきたり、触るとベタついたりして、履くたびに気になる状態になることもあります。ですが、このような症状は、状態に応じてきちんと修理することで、まだまだ履き続けられる可能性があります。
今回の修理では、傷んだ合皮をそのまま隠すのではなく、ベロ部分を一度分解し、劣化箇所を丁寧に処理したうえで、新たに本革を縫い付けて補強 しました。見た目の自然さだけでなく、今後の耐久性も考えた修理方法です。
New Balance 1400で多いベロ(タン)の合皮劣化とは?
ニューバランス1400に限らず、多くのスニーカーでは軽量化や質感表現のために、ベロ部分へ合皮素材が使われていることがあります。新品時は見た目も整っていて違和感がなくても、年数の経過とともに表面が硬化し、やがてひび割れや剥離を起こすケースが少なくありません。
特に以下のような症状が見られる場合は、合皮の劣化が進んでいるサインです。
- 表面が細かくひび割れている
- 指で触ると表面がポロポロ落ちる
- 黒やグレーの表皮が剥がれて下地が見えている
- ベタつきが出てきた
- 左右で劣化の進み方に差がある
この劣化は、使用頻度だけが原因ではありません。保管時の湿気、乾燥、温度変化、経年による素材自体の寿命など、さまざまな要素が重なって起こります。そのため、「あまり履いていなかったのに剥がれてしまった」というご相談も珍しくありません。

今回のNew Balance 1400修理内容
今回お預かりしたNew Balance 1400は、ベロ表面の合皮が全体的に傷み、見た目にもはっきりわかるほど剥がれが進行していました。こうしたケースでは、上から簡単に色を乗せたり、接着剤で押さえたりするだけでは根本的な改善になりません。表面の土台そのものが傷んでいるため、時間が経つと再び剥がれやすくなるからです。
そこで今回は、ベロを一旦分解し、劣化した合皮部分を取り除いたうえで、本革を新たに表面へ縫い付ける方法 を採用しました。
この作業のポイントは、単に革を貼るだけではなく、元の形状や厚み、履いたときの足当たりまで考慮して仕上げることです。ベロは見た目以上に重要なパーツで、甲に直接触れる部分でもあるため、硬すぎても柔らかすぎても履き心地に影響します。また、縫製ラインが不自然だと、修理感が強く出てしまい、スニーカー全体の印象を損ねることがあります。
そのため、革の選定、厚みの調整、縫い位置、テンションのかけ方まで細かく確認しながら作業を進めました。修理後は、傷んでいた表面がきれいに整い、見た目にも自然で、違和感の少ない仕上がりになりました。

合皮ではなく本革で修理するメリット
今回の修理で大きなポイントとなるのが、合皮ではなく本革で仕上げていること です。
合皮は見た目が整いやすい一方で、経年劣化による表面剥離が起こりやすい素材です。もちろん使用環境にもよりますが、一度劣化が始まると、元の状態へ戻すことは難しく、補修だけでは追いつかないこともあります。
それに対して本革は、適切に使用・保管すれば合皮よりも耐久性が期待でき、表面の剥がれやベタつきが起こりにくいのが大きな利点です。さらに、履き込むことで素材に自然な馴染みが出やすく、スニーカー全体にも落ち着いた高級感が加わります。
「せっかく修理するなら、またすぐ傷む方法ではなく、できるだけ長く履ける形にしたい」
そんな方には、本革を用いたベロ修理はとても相性の良い方法です。

お気に入りのニューバランスは、買い替え前に修理という選択肢を
ニューバランス1400は、すでに簡単には買い替えしにくいモデルでもあり、愛着を持って履かれている方が非常に多い一足です。だからこそ、ベロの合皮が剥がれてしまっただけで処分してしまうのは、もったいないケースも少なくありません。
アッパーやソールの状態によっては、まだまだ十分履ける靴でも、部分的な劣化が目立つことで「もうダメかもしれない」と感じてしまうことがあります。ですが、今回のようにベロ部分の修理を行うことで、見た目の印象が大きく改善し、これから先も気持ちよく履けるようになることがあります。
当店では、今回のような New Balance 1400のベロ(タン)修理 のほかにも、
996・576・1300・990など各種ニューバランスの修理、ソール交換、加水分解修理、部分補修 に対応しております。
「この状態でも直せる?」
「ベロ以外にも気になる箇所がある」
「遠方だけど依頼できる?」
このようなご相談も歓迎しております。
全国宅配修理で対応可能です
当店は岡山県倉敷市の靴修理専門店ですが、全国から宅配修理のご依頼を承っております。
お近くにスニーカー修理に詳しい店がない方や、ニューバランス修理を安心して任せたい方も、まずはお気軽にご相談ください。
大切な一足をできるだけ元の雰囲気を損なわず、これからも長く履けるように整えていくのが、靴修理専門店の役目です。お気に入りのNew Balance 1400のベロが剥がれてしまい、お困りの方は、買い替えを決める前に一度ご相談いただければと思います。
New Balance 1400のベロ(タン)合皮剥がれ修理なら、状態に合わせて最適な方法をご提案いたします。
履き慣れた一足を、これからも気持ちよく履き続けるために。
修理という選択肢を、ぜひご検討ください。
靴修理専門店 いずみ靴店(岡山県倉敷市)
全国宅配修理対応