
倉敷市のI様よりお預かりしたザンバーランの登山靴、オールソール交換修理を行いました。

このザンバーランというブランドは、高品質な登山靴で名を馳せており、多くの登山家やアウトドア愛好者から信頼されています。

しかし、ミッドソール部分のウレタン層が加水分解してしまったため、修理が必要となりました。

アウトソールをそのまま利用することが難しいため、今回はEvaスポンジのミッドソールとVibram1136のアウトソールで靴を仕上げることにしました。

この選択により、靴全体の耐久性と快適性を向上させるとともに、新たな命を吹き込むことができました。正確な技術と高品質な素材を用いることで、これからもお気に入りの登山靴として長くご使用いただけることを願っています。

山登りはもちろん、日常生活でも大活躍することでしょう。安心して新たな冒険に出発していただけるよう、心を込めて修理しました。ご利用ありがとうございました。


かかとに穴が空いていますね。カップソールのかかとはそんなに厚みがないことが多く、割とすぐに削れて穴が空いてしまいます

アディダスのスニーカーです

少し削り込んで傾斜板という斜めになった部品で厚み補正を行います。色展開が少ないため色目が合わないことも多いです

これでまた履いていただけますね。

リーボックのスニーカーです。ウェッジミッドソールが加水分解して割れています。黒いアウトソールは問題ないようですので、アウトソールはそのまま再利用ということにしてほしいとのこと。

EVAスポンジの板を2層に分けてウェッジミッドソールを作り、下のアウトソールを貼って仕上げました。問屋に白いEVAスポンジの板が廃盤になったため、もうこの配色ではできないかもしれません。

分解前の状態です。アウトソールは問題なく使用できそうですね。

左の崩れた部分を見るとわかるようにウレタンのウェッジミッドソールは1体物で表面の色を変えてあるだけのものです。

商品タグも付いたままの状態で送られてきましたが、そのようなイメージでなんとか仕上がりました。今度は加水分解しないと思いますが、ぜひとも履いていただきたいですね。

エンジニアブーツの履き口スポンジの表皮が合成皮革のため、経年劣化して表面が剥がれてきています。ぼろぼろしていますね。

本革で貼り直しました。これで当分の間大丈夫です。

Caterpillarは工作機械などがありますね。

このロゴマークは有名です。

スポンジ部分を靴本体から取り外します。縫い付け部分が多く、大変手間取ります。この作業が一番難易度が高いと思われます。


靴も磨いて完成です