

栃木県のO様よりご依頼いただいたClarksのデザートカーンのオールソール修理を行いました。

このモデルはデザートブーツに似たデザインで、オリジナリティあふれるクラシックな趣があります。

今回の修理では、分解したソールの代替として本革の中底を使用しました。もともとのフェルト素材は経年劣化のリスクがあるため、

耐久性を考慮して本革に交換することを標準仕様としています。

中底の取り付けには出し縫いを用いたステッチダウン製法を採用し、頑丈さを確保しました。また、お客様のご希望により、

靴底はVibram528K黒を使用しました。これはVibram1136のデザインを基にしたスポンジ系素材で、耐久性とデザイン性の両立が図られています。仕上がりにご満足いただけることを願っております。ぜひ、リフレッシュしたデザートカーンで快適な歩行をお楽しみください。

広島県のK様、南海のバイクブーツの靴底交換についてご相談いただきありがとうございます。

このブーツはご愛用いただいているとのことで、かなり年数を経て靴底がすり減っていたようですね。合成ゴムの底材にはいくつか選択肢がありますが、バイクに適したVibram430を提案させていただきました。

Vibram430の底材は、滑り止め効果もありつつデザインが派手すぎないため、バイク用として理想的です。

本来はボンドで接着されていますが、今回は耐久性を考慮してマッケイ縫いでしっかりと底を縫い付けました。


ヒール部分についても調整が可能です。特にステップ位置によってチェンジが難しいと感じられる場合は、ヒールを深く削ることで改善が見込めます。

ぜひ一度ご相談ください。K様にとって快適なバイクライフのお手伝いをさせていただければ幸いです。

岐阜県にお住まいのK様からお預かりしたのは、ブランドストーンのサイドゴアブーツです。

このブーツは、長年の使用によってソールに亀裂が生じており、交換修理が必要となっていました。

特に、塩ビ系のソールが加水分解によって劣化しており、そのままでは履き心地にも影響が出てしまいます。

K様のご要望としては、軽量なソールへの交換がありました。

そこで、私たちはEVAスポンジのミッドソールを採用し、さらにスポンジ系素材のVibram528Kを合わせることにしました。

この組み合わせにより、耐久性には多少の妥協があるものの、通常の合成ゴムソールであるVibram1136に比べ、格段に軽量で動きやすいブーツへと生まれ変わります。

この修理により、K様のブーツはそのままのスタイルを保ちながら、新たな快適性を提供できるようになりました。また、修理後のブーツは機能性が高まっているため、日常の様々なシーンで活躍することでしょう。

岡山市のS様よりお預かりしました、リーガルのスタンダードデッキシューズをオールソール交換修理いたしました。

長年のご使用で縫い付けが切れるほど履き込まれていたシューズですが、しっかりと修理させていただきました。

元々のソールと同じデザインのものは入手困難でしたため、EVAスポンジのミッドソールをマッケイ縫いで取り付け、Vibram2303で仕上げる形状を選択しました。

この選択により、少し厚みが出てゴツい印象になったかもしれませんが、クッション性は格段に向上し、履き心地も良くなったかと存じます。


このように、お気に入りのシューズを再び快適に履いていただけるよう、丁寧な修理を心がけております。S様にも再度長くご愛用いただけることを祈っております。

京都府にお住まいのH様よりご依頼いただいた、Crockett & Jonesのサイドゴアブーツの修理を行いました。

このブーツは非常に上質な製品で、古くから多くの方に愛用されていますが、使用頻度が高いとやはり消耗が進んでしまいます。

今回の修理では、まずヒールの内張りが破れていたため、新しい本革のヒールカウンターを用いて交換を行いました。この部分は足元の安定感を高め、長時間履いていても快適さを保つ重要な役割を果たしています。

さらに、サイドゴア部分のゴムが柔らかく伸び切っていたため、4箇所すべてを新しいものに交換いたしました。

この作業により、ブーツ全体が引き締まり、履き心地が著しく向上しました。

新たに修理されたブーツが、また長くH様の足元を支えてくれることを願っています。これからもお客様に信頼される高品質な修理サービスを提供して参ります。

岡山市のF様からご依頼をいただいたRENNIE5マウンテンバイクシューズのオールソール交換修理についてご紹介いたします。

こちらのシューズは、ミッドソール部分がウレタン素材で作られており、経年劣化により加水分解が進み、割れが生じていました。

これを改善するために、EVAスポンジを用いてミッドソールに適切な厚みを与えました。

ソールの仕上げには、フランスの有名なメーカーであるTOPY社のクロコ柄ソールを使用し、高い耐久性と独特なデザイン性を両立させました。

また、全体の美観を保つために側面は上質な本革を丹念に縫い付け、補修箇所が目立たないようにしています。

この工夫により、シューズの新たな魅力を引き出し、快適な履き心地を実現しました。

今回の修理では、見た目の美しさだけでなく機能性も兼ね備えた仕上がりを目指しました。

お客様の大切な一足をリニューアルし、長く活躍できる状態に復元できたことに誇りを感じております。革製品の修理やメンテナンスに関するご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

愛媛県のK様、この度はキクチタケオブランドの紳士ブーツを修理させていただき、誠にありがとうございました。

お客様のブーツにおいて、ファスナーを完全に閉めても下から自然に開いてしまうという症状がありました。長年ご愛用いただく中で、ファスナーの部品に劣化が見られる場合、このような症状が発生することは珍しくありません。

弊社では、装飾品やブランドの雰囲気を損なわないように、元のデザインに最大限配慮しながら新しいファスナーへの交換を行いました。

このようなメンテナンスを受けて、ブーツの快適な着用感が復元され、また長くご愛用いただけるようになりました。今後もお気に入りのアイテムとして末永くご使用いただければ幸いです。
他にもお困りのことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。心よりお待ちしております。
倉敷市のI様よりお預かりしたザンバーランの登山靴、オールソール交換修理を行いました。

このザンバーランというブランドは、高品質な登山靴で名を馳せており、多くの登山家やアウトドア愛好者から信頼されています。

しかし、ミッドソール部分のウレタン層が加水分解してしまったため、修理が必要となりました。

アウトソールをそのまま利用することが難しいため、今回はEvaスポンジのミッドソールとVibram1136のアウトソールで靴を仕上げることにしました。

この選択により、靴全体の耐久性と快適性を向上させるとともに、新たな命を吹き込むことができました。正確な技術と高品質な素材を用いることで、これからもお気に入りの登山靴として長くご使用いただけることを願っています。

山登りはもちろん、日常生活でも大活躍することでしょう。安心して新たな冒険に出発していただけるよう、心を込めて修理しました。ご利用ありがとうございました。


かかとに穴が空いていますね。カップソールのかかとはそんなに厚みがないことが多く、割とすぐに削れて穴が空いてしまいます

アディダスのスニーカーです

少し削り込んで傾斜板という斜めになった部品で厚み補正を行います。色展開が少ないため色目が合わないことも多いです

これでまた履いていただけますね。

リーボックのスニーカーです。ウェッジミッドソールが加水分解して割れています。黒いアウトソールは問題ないようですので、アウトソールはそのまま再利用ということにしてほしいとのこと。

EVAスポンジの板を2層に分けてウェッジミッドソールを作り、下のアウトソールを貼って仕上げました。問屋に白いEVAスポンジの板が廃盤になったため、もうこの配色ではできないかもしれません。

分解前の状態です。アウトソールは問題なく使用できそうですね。

左の崩れた部分を見るとわかるようにウレタンのウェッジミッドソールは1体物で表面の色を変えてあるだけのものです。

商品タグも付いたままの状態で送られてきましたが、そのようなイメージでなんとか仕上がりました。今度は加水分解しないと思いますが、ぜひとも履いていただきたいですね。