

神奈川県のK様よりご依頼いただいたフットジョイのドライプレミアムシューズの修理作業について、ご紹介いたします。

K様は、ソフトスパイクの交換とハーフソールラバーの交換をご希望されておりましたが、

作業の途中で本革ソールに深刻な亀裂が発見されたため、オールソール交換修理に切り替えさせていただきました。

最初に、ソールを分解し、傷ついた中物のコルクを新しいものと交換しました。

その後、ソフトスパイク交換式の本革ソールを用意し、

ザグリを施した箇所にメスネジをセットし、靴本体に出し縫いでしっかりと縫い付けました。

次に、ヒールの積み上げ作業に移り、座繰りしたヒールトップゴムにもメスネジをセットしてから、ボンドで接着し釘で補強いたしました。


さらに、ヒール側面にフットジョイの金属プレートを移植し取り付け、新しいソフトスパイクを取り付けて仕上げました。


最後に、靴全体を丁寧に磨き、K様にお渡しできるよう仕上げました。
このような修理によって、K様がより長くこの素晴らしいシューズをご愛用いただければ幸いです。

大阪府にお住まいのO様からご依頼を受けたフェラガモのスニーカーのオールソール修理についてご紹介いたします。

このスニーカーは大変な人気があり、そのデザインが多くの人々に愛されています。

しかし、塩ビ系ソールが加水分解によって破損しており、このままでは履き続けることができない状態でした。

フェラガモのスニーカーは特殊な形状を持っており、修理には高度な技術が求められます。そこで、私たちは側面に革を貼ることで、跡形を隠しながら美しい仕上がりを保つ工夫を施しました。

また、EVAスポンジを使用してウェッジソールを形成し、Vibram1030で仕上げました。これにより、オリジナルのソールよりもかなり厚みが出ましたが、その分クッション性が向上し、耐久性も高まりました。

その外観はやや野暮ったい印象を与えるかもしれませんが、この改良によって履き心地と耐久性の両方が大幅に向上し、長くお使いいただける一足となりました。

スニーカーの再生にご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。


岐阜県にお住まいのT様からお預かりしました、PRADA SPORTのスニーカーが再び輝きを取り戻しました。

これらのシューズは、長年にわたりご愛用いただいた結果、ソールが加水分解してしまい、ひび割れが生じておりました。このような状態であっても、愛着のある一足を再び快適に履いていただくため、私たちは責任を持って修理を承りました。

まず、ひび割れたソールを完全に取り外し、

新たにEVAスポンジのミッドソールを縫い付けて、その上からVibram2668を使用して仕上げました。

さらに、側面は跡形がむき出しにならないよう、本革を丁寧に縫い付けて外観も美しく整えました。

このカスタムオールソール交換により、見た目も機能も新品同様に蘇り、T様にまた心地よく履いていただける状態に戻りました。

浅口郡里庄町にお住まいのS様より、婦人ショートブーツの修理をご依頼いただきました。

このブーツは長年の使用により、ソール部分とヒール部分がかなりくたびれていました。

ヒールの再利用も選択肢として考えられましたが、傷が多く見受けられたため、

一体型のVibram9104での交換を提案させていただきました。

Vibram9104は耐久性に優れ、歩行の際の衝撃をしっかり吸収してくれるため、お客様の快適な履き心地を長く維持します。また、一体型のデザインにより、ヒール周りの美しいシルエットが引き立ち、スタイリッシュな印象を損なうことなく蘇ります。

ブーツのオールソール交換によって、新品同様の状態に近づき、多くの場面でご活用いただけることと存じます。お客様には修理後のブーツをご覧いただき、大変喜んでいただけたことが何より嬉しく、職人としてのやり甲斐を再認識しました。これからもお客様のご期待に応えられるよう、心を込めたサービスを提供して参ります。

Ferragamoの婦人パンプスです。ソールが塩ビ系の素材のため加水分解して割れてベタベタしています。オールソール修理します。

滑り止め付きの合成ゴム製ソールで交換しました。加水分解は怒らないと思いますが、できれば湿気の少ないところで保管してください。

ヒールをまず取り外してソールだけの状態にします。

滑り止め付きのパンプス用ソールです。合成ゴム製ですので加水分解はしないと思います。もちろんヒールのゴムも交換しています。

靴も磨いて完成です。