

ニューバランススニーカー#996です。シュータン(ベロ)のスポンジが劣化して粉々になり、スカスカしているためクッション性もなくなり、腰もなくなりました。

新しいスポンジを入れて縫い付けています。厚みも厚めになり、シュータンも腰が出て、しっかり立っています。

シュータンのスポンジが劣化してカスカスになり腰も無くなっています。
縫い付けを切ってシュータンを取り外し、中のスポンジの残骸を除去して新しいスポンジを入れて、周りを縫い付けます。

スポンジを入れ直したシュータンを元の位置に縫いつけます。

ヒール部分が加水分解して亀裂が入っています。この状態で歩くと崩れてきます。ソール全体が同じ塩ビ系素材なのでオールソール交換修理が必須です。

EVAスポンジのミッドソールとヒールでVibram#1030を使い仕上げました。丸みを帯びたデザインにはできませんので悪しからずご了承ください。

デザイン性の高いソールデザインですが、加水分解してしまうと使用できませんね。


塩ビ系のソールは保管状態によっては加水分解が起こりやすく、一旦加水分解すると修復ができません。別素材でソールを交換します。

EVAスポンジでミッドソールとヒールを作ります

アウトソールはVibram#1030で仕上げました。デザインも落ち着いた感じで耐久性もよいです。

靴も磨いて完成です

ティンバーランドのフィールドブーツです。履き口のスポンジ表皮が破れています。合成皮革のものが多い中、これは本革です。ただ、劣化したのか、大きな力が加わったのか、かなりの範囲が破れています。

スムースレザーにて張り替えました。ダメージ加工のような本革でしたので弱かったのかなあ?これでまた履いていただけますね。

お客様ご自身で補強の革を貼ってあります。左足です。一緒に右足も張替えご希望です。

スポンジ部分は単体になっているので縫い付けを切って靴本体から取り外します。それから表皮の革を張り替えて

靴本体に縫い付け直します。

内張りも本革なので高級なモデルかも知れませんね。

他店で一度オールソール修理をしたらしいが、イメージが大きく変わってしまったため、元のデザインに近づけてほしいというご希望です。

専用のソールを取り付けてあったため同じにはできませんが、ヒール部分に段差をつけて、フラット系のVibram#1030で仕上げてみました。イメージは近づいたでしょうか?

他店で取り付けてあったのはウェルトではなく、本革のミッドソールを縫い付け、デッキシューズ用の合成ゴムソールを接着してあります。決して悪い修理ではありません。見た目のイメージがオリジナルと比べるとかなり変わった印象ですが、色やデザイン性はこれもありかなと思います。

本革のミッドソールも分解して取り除きます。ちょっともったいないですが。

ウレタン製のミッドソールがこのようにカチッとした感じで取り付けてあるデザインがオリジナルですが、あまりカチッとは再現が難しいです。1層目はマッケイ縫いしています。

ミッドソールとヒールができたら、Vibram#1030を貼って仕上げます。ヒールの段差は曲げにくいためオリジナルよりカチッと感は少ないですが、イメージは近づいたかと思います。

ルイ・ヴィトンスニーカーです。かなり特徴的なソールをしていてミッドソールはウレタン系の素材のため加水分解して崩れています。

EVAスポンジを積み重ねウェッジソールを作ったら、Vibram#298C黒にて仕上げました。

ミッドソールとなっているウェッジソールはウレタン系の素材のため加水分解を起こして割れてきています。ヒール部分にはスエード革が貼ってあったり、メッキ処理されたヒールカップが取り付けてありますが、再利用や再現はできません。

ミッドソールごとソールを分解して、

メッキ処理されていたヒールカップの代用品はありませんのでオーソドックスな黒い革でヒールカップを作り縫い付けます。2層に積み上げたウェッジソールはEVAスポンジ板です。加水分解しないと言われています。

アウトソールは定番使用のVibram#298C黒です。ブロックパターンも深めで耐久性も期待できる良いソールです。